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~新・大海戦記念~ イスパニアの栄光と凋落の歴史(3)

 もうとっくの昔に、大海戦は終わったわけですが、こっちの企画はまだ終わっておらず(w

ということで、今日はイスパニアの歴史の3回目です。


前回の 太陽の沈まぬ帝国へ(前編)はこちらから
太陽の沈まぬ帝国へ(後編)


 当初、スペイン側の祖父 フェルナンド2世は、王位の跡継ぎをもう一人の孫(カルロス1世の弟)であるフェルナンドにしたいと考えていました。

 フェルナンドはスペインで生まれ、ずっとスペインで育ってきたわけです。
かたや、カルロス1世の方はといえば低地諸国生まれの低地諸国育ち。王位を継ぐまで、スペインを訪れたことすらない始末。その上、先に述べたようにスペイン語すら話せないとなれば、スペイン生まれのフェルナンドを国王に押したいところ。

わかりやすく言うと、、、
「中国」と戦争することになりましたよ。で、「ロシア」と同盟組むことになりました。で、モスクワ生まれモスクワ育ちで、日本語の話せないイワン君が天皇になることになりましたよ。
そんな感じでしょうか…

 しかし、フランス対抗政策上のため、神聖ローマ帝国と同盟を結んだ以上、ここで当初の約束を反故にして、弟君を王位につければそれはそれで困ったことになるのは必至。
まぁ、お祖父さんのフェルナンド2世は、直系の子孫にこだわって、若い奥さんもらって頑張ったんだけど、時間切れ(寿命)でアウト。

 ここでカルロス1世もぼんくら、操り人形になっていただけるのでしたら特に問題もなかったのでしょうが、中央集権化を目指して、国王の権威を強化し始めたからさぁ大変。
それに反発した国内貴族が反乱を起こします。これが、カスティーリャ戦争。
 結局、国王側の勝利。
しかし、これによってカルロス国王は、実戦経験を積んだ優秀な軍隊を手に入れることになります。

 1519年6月28日、祖父マクシミリアン1世の死去に伴い、神聖ローマ帝国皇帝に選出。
翌1520年、アーヘンにて戴冠式が行われました。神聖ローマ帝国皇帝カール5世の誕生です。

 その後も、カルロス1世とスペインは戦いに巻き込まれていくことになります。

 まず、イタリアの覇権を巡ってフランスとの間に始まったイタリア戦争は、北伊から半島全体へと広がっていきます。
1525年にはフランス王フランソワ1世を捕虜とすることに成功し、1526年にフランスが北イタリアにおける権益を、全面的に放棄するというマドリッド講和条約を締結させます(釈放後フランス王が破棄)。

 1529年には、ローマに侵攻したドイツ傭兵とスペイン兵が市内を略奪・破壊し尽くした「ローマ略奪(Sacco di Roma)」が発生。
だから、野蛮人って奴らは…

 同時に強大な敵である、オスマン・トルコとの戦いも始まりました。

 当時、地中海で勢力を伸ばし始めたトルコと、新興強大国家のスペインが衝突するのは必至。
また、陸上では神聖ローマ帝国の首都ウィーンがスレイマン1世のトルコ軍に包囲されるという事態も発生します。
 しかし、1535年のチュニス戦で、トルコ勢力を押し返すことに成功。

 ところが、1538年のプレウザァ海戦での敗北により、再び制海権を失います。戦力的な不利、また多大の軍費が国庫を圧迫したため継戦は不可能と判断したカルロス1世も、ついにトルコと講和せざるを得なくなります。

 戦争に疲れ果てたカルロス1世は退位を決意。
 1556年、息子フェリペ2世にスペイン関係の領土を、弟フェルディナンド1世に神聖ローマ帝国を分割継承させることになりました。

 こうして、スペイン・ハプスブルク家とオーストリア・ハプスブルグ家に分かれることになったのです。

(続く)
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