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「飲まなきゃやってられないっすよ」-食事のお話(3)

噂の真相

街で噂のルクレです、ども~。
クリスマスイベントも、無事に終わらせました。
某偽母が、私の髪型と似ていたのが気になりましたが…

まぁ、その後に教会に行って終わりかと思ったら…いろいろと精神的ダメージを受けたのは内緒です。
そういえば、あの宣教師どのは、前に居た商会の某S氏にくりそつな気が。


と言う話はさておきまして。
しばらく放置しておりました(マテ)「食事のお話シリーズ」の3回目をお送りしますね。

今日のメインはこちらのアイテム!
飲まなきゃやってられんすっよ!


前回のコラムはこちらから

A女史のところでも取り上げられていましたが、彼のネルソン提督の遺体を保存していたラム酒が、船員達にそっくり飲まれてしまったというのは有名な話です。

 さて、当時イギリスの軍艦では船員達にお酒が支給されていました。
今考えると、「え?船で酒盛りなんてやってもいいの?」と思うかもしれません。
 もちろん、一般の商船でも、船長の判断で多忙時や悪天候時に、船員を元気づけるためにお酒が出されるということはありました(※)。
しかし、それはあくまで非常用の話。

いわずもがなですが、船の上はただでさえ危険が一杯ですから、飲酒して勤務しようモノなら事故やミスのもとになるのも当然です。
ましてや、酔って喧嘩なんぞをはじめられた日には目も当てられません。たしかに、海難事故の原因の一つに「酔っぱらい運転(?)」があげられることもありました。
 実は、このお酒の支給というのはイギリス海軍の伝統と言いますか…仕方のない理由があったからなのでした。

 イギリス海軍では「強制徴募」という制度が存在していました。
以前のコラムでもお話ししましたが、ようは軍艦の不足しがちな船員を、拉致してきた人たちでまかなうというモノ。
そりゃぁ、忠誠心なんてものを期待するのはどだい無理な話です。

普通の商船などでは、寄港でもすれば休暇を与えて憂さ晴らしも出来ます。
しかし、強制徴募の船員では休暇でも与えた日には、帰ってくる船員はほとんどいませんよね。それで、上陸許可がでることはありませんでした。
そういった不満を抑えるために、お酒が支給されていたのです。

 最初の頃はビールが、早朝・昼食時・午後・夕食時に支給されていました。
後にはもっと安価なラム酒が、ビールの代わりに支給されるようになります。それにラム酒は、壊血病の予防薬の役目も果たしていました。

 しかし、ラム酒というのはビールに比べてアルコール度が高い!
となれば、すぐに酔っぱらってしまい、深酒や健康問題、それに喧嘩沙汰など問題が多発してしまったのです。

 1740年、エドワード・バーノン提督(EDWARD VERNON)は、ラム酒をそのまま出すのではなく、水で薄めて支給するよう指示します。
バーノン提督はいつもすり切れた粗布のコートを着ていたため、「オールド・グロッグ」というあだ名を付けられていました。
これにあやかって、ラム酒の水割りは「グロッグ酒」とよばれることになります。
いまでも、ぐでんぐでんに酔っぱらったり、ふらふらになったときにつかう「グロッキー」という言葉は、この出来事に由来していました。

 その後もこのグロッグ酒は、英国海軍やその流れをくむ東インド会社などで支給されていきます

しかし船員待遇の改善、ココアや紅茶などの嗜好品が一般に定着したことなどから、その支給量は減らされていき、いわゆる「健全な飲み物」がその地位を占めることになるのでした。

 そうそう。
このコーヒーや紅茶が定着するに当たって、それと比例して増えていったのが砂糖の消費量。
そのため、プランテーションなどで大規模に砂糖栽培が行われることになるのでした。

 それと、コーヒーや紅茶を飲ませる場としてカフェが流行します。
このカフェによって、それまでは個々人の不満でしかなかったものが、「世論」という形になり、後の時代にはフランス革命を起こすことになるというのはまた別のお話。
※:その場合出される酒は、船員が自分で購入し船に持ち込んだ物でした。
しかし、ほとんどの船員は乗船する際には、お金を使い果たしていることが多かったため、船長からお酒を購入することがあったそうです。その売り上げは船長の儲けとなったため、かなりイイ商売になっていたようですよ。
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  • 2005.12.23 08:52

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