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大航海時代交易事情(1)

はじめに

 このシリーズは、ヴェネツィアイベントについての記述が多く出てきます。
なので、「いや。うちは、イベント楽しみにしてるんだい」なんて方は見ない方がご注意ください。

「劇場予告」

【共和国議会より入電中…】
ヴェネツィア経済の危機!!
『ポルトガルがインドに到達した!?』
『馬鹿な!ありえない!!』   
『だから、私は言ったのよ!!!』

だから言ったのに…


 ヴェネツィア香辛料市場は、その後どうなったのか?

『ポルトガル沖を封鎖せよ!!』『出来ません!!』
みんなで叫ぼう、魔法の言葉!!
「大声で失礼だ!木下胡椒!!」


 【大航海時代交易事情】シリーズ
 「ヴェネツィアは、本当に死んだのか?」公開開始!

Before a lecture.

 今回のシリーズにおいて、事前に知っておいていただきたいことをまとめてみました。

 貿易は大きく分けるならば、2種類のもの(※1)があります。
 一つは直接貿易(直貿)とよばれるもので、海外の輸入・輸出者と直接取引する物です。
この利点は、介在する仲介者が居ないため、その分原価を抑えることが出来ます。
欠点は、現地から自分たちで持ってくるわけですから、その分手間がかかることや、相手との交渉も一から自分たちで行わなければならず、ノウハウなどがなければ、かえって高くついてしまうことなどがあげられるでしょう。
 もう一つは、間接貿易(間貿)とよばれるもので、この場合は仲介者を通して取引をするわけですから、その仲介料が値段に加えられることになります。つまり、間に入る人が多ければ多いほど、原価は高くなってしまうのです。
しかし、手間暇をかけずにすむことなどの利便性の点では、直接貿易より利があるといえますね。

 これを2つのレストランに、なぞらえてみましょう。
 一つは普通のレストラン。
ウェイトレスさんが、料理を持ってきてくれるので、友達との会話をゆっくりと楽しめますね。もし、持ってくる途中でひっくり返されたとしても、お店の側の責任で何とかしてくれます。
そのぶん、人件費がかかりますから、若干お値段は高めかと。
 もう一方のレストランは、バイキングスタイルのレストランです。
いちいち自分で取りに行かないといけませんので、たしかに面倒。それに、運んで来る途中で皿をひっくり返してしまっても自己責任。
しかし、その分値段を安く抑えられますし、取りに行く量も自分で決めることが出来ます。
これを、直接貿易とお考えください。

 ようは、今回お話しする中で、「仲介業者を通さない貿易」と、「仲介業者を通す貿易」があるということを、押さえておいてくれればOKです。
 そして、前者がベネチアがそれまで行ってきた交易方法、後者が大航海時代に入って、インドへの直接航路が開けた後の交易と、お考えください。
※: もう少し詳しく述べますと、原料を輸入して製品を作りそれを輸出する加工貿易、A国の貨物をB国が輸入・加工してC国に送り出す中継貿易、B国が仲介するが貨物は直接A国からC国に送る仲介貿易などもあります。
 さて、香辛料貿易の大御所たるヴェネツィアにとって、ポルトガルの東回り航路が打撃となるのは次の場合です。

 一つは、商品が入ってこなくなるということ。
 もう一つは自分たちが今まで扱っていたより安価に、商品を売る相手が出てくること。
 そして最後に、ライバルが大量に供給できるようになること。
 逆にいえば、これらの点を確保しておけば、ライバルの商売を潰すことが出来るわけです。

 では、大航海時代にインドへの直接航路が開けた後に、香辛料や地中海貿易はどう変わったのでしょうか。

(次号に続く)
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