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『技師マルティネンゴ』

アテネで面白い人を見つけました。本日、ご紹介するのは「技師マルティネンゴ」さんです。
本名をガブリエル・タディーノといいまして、出身地の町の名をとってマルティネンゴと呼ばれています。年代的には今20代と思われますので、ヴェネツィア共和国陸軍で技術将校を勤めておられるころではないでしょうか。この方の特技は城砦建設。スキル「建設」ってところでしょうか(w
歩兵指揮権つきの技術職大佐に就任した後は、クレタ島周辺の基地要塞化に着手いたします。
それから約20年後の1522年、彼の人生にとって大きな転機が訪れることになります。

1520年に即位したスレイマン1世(大帝)は、ロードス島に駐留する聖ヨハネ騎士団に対して大軍勢を動かします。世に言う「ロードス島攻防戦」の始まりです。

当時、トルコに対しての西欧諸国の対応は2分されておりました。
トルコはキリスト教国への侵攻を明らかにしていましたから、「関わりを持つのも断じて許せん!」というような強硬姿勢の国々。特に、ロードスはエーゲ海の島。対トルコ戦の最前線に位置していた、聖ヨハネ騎士団の対応は最強硬派ともいえました。
それに対しヴェネチアのような貿易立国は、交易が主体ですから他者と関わりをたつなんて考えられません。ですから、ちょっと距離を置きつつ・・・という微妙な関係だったのです。
そんなヴェネツィアを、騎士団も快く思っていなかったのも事実でした。だから、ヴェネの船を襲ったりもしていたのね。

「いくらキリスト教国とはいえ、ヴェネツィアが参戦するのは望ましくない。かといって、これ以上トルコが西進するのも何とかしたい」

アンビバレンツを抱えながらヴェネツィアの下した決定は、「特殊戦力ともいうべき城砦技術者を送り込もう。しかし、トルコにばれるとまずいのであくまで一個人が参加、ということで・・・っていううか、ばれたらさ しらきりゃ良いじゃん(w」というものでした。そういう経緯でマルティネンゴはロードス攻防戦に参加することになったのです。
1544年に亡くなる数年前まで、自分の行動は独断だと彼は思っていたようですが。

この時代、今までの歩兵や騎士が主体の戦争から、大砲などの火器が主力の戦争へと移り変わろうとした時代です。貿易路も海路が主になりヴェネツィアの存在意義も失われていきます。

時代の変わり目で、精一杯生きた人々をわたしたちは心より誇りに思います。
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