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やってくれたねっ コーエーさんっ!!

 クリスマスまであと10日ほどに迫って参りましたが、皆様いかがお過ごしですか。

 DOLも12日からクリスマスイベントが始まりましたね。今年のクリスマスイベントは、アムステルダムから始まるとのこと。早速、行ってまいりました…そして開始10秒で吹き出すことにwww
ともあれ、まずは下のSSを見ていただきたい。
(下線は本誌)


 「サンタクロースこと、聖ニコラウス役になれた」と大喜びしている司教の姿だ。非常に嬉しそうでもあり、見ているこちらとしてもほほえましい気分になってくる。ところが、このおっさんがいきなり問題発言をぶちまけるのだ!

『こんな大役が回ってくるとは光栄な…。
こんな幸運には二度と恵まれんじゃろう!
うちのもたいそう喜んでおった!』


 何がおかしいのかは、続きにて…


 西暦11世紀に、グレゴリウス7世というローマ教皇がいた。神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ3世との間で、カトリック教会と世俗権力の対立を巡って争い、またそれによって起こった「カノッサの屈辱」事件の当事者でもある。

 さて、このグレゴリウス7世は、ローマカトリック教会の改革を推し進めた人でもあった。実はこの時代、ローマ・カトリック教会では堕落、腐敗により質の低下が大問題になっていたのである。その大きな理由が、高位聖職者の人事権を世俗権力(王や皇帝)が握っていたことだったのだ。

 高位聖職者というのは、各地の司祭を任命したり統括する役職である「司教」、または各派の修道士たちを束ねる「修道院院長」などのことである。特に司教という役職は、「使徒たちの後継者たち」とも呼ばれ、「(教会の長たる)聖ペテロの後継者」であるローマ教皇と対をなす非常に重要な役割を担っていたのである。彼らは、地方において絶大な支配権を持ち、富や権力、また影響力といった点でも無視することの出来ない存在となってきたのである。そうなると、王や皇帝にとっては自分たちの都合のいい人間をその地位に付けたい、また他の人々にとっては立身出世のポストになってしまったのだ。

 「司教になれば、お金も名誉も支配権も手に入れられる!」
こうして、司教ポスト争奪のための賄賂が飛び交うようになった。ちなみに、こうした行為を『聖職売買(サイモニー)』というが、これは聖ペテロに銀を払って特別な立場を得ようとしたシモンという人の故事に由来している。こうして、金さえ積めばどんな人でも高位聖職者に任じられるという大変な事態になってきたのである。「教会の公用語であるラテン語もろくに読めない"司教"」、「奥さんや子供をもうけて、普通の生活を送っている"修道院院長"」なんてのも出てくるようになった。

 こうした状態を憂いたグレゴリウス7世は、「グレゴリウス改革」というカトリック教会改革運動に手を付ける。まずは、神聖ローマ帝国皇帝に握られていた聖職者の任命権を教会に取り戻す。さらに、教皇が王や皇帝よりも上の地位であるという、教皇権の優位を主張する。そして、腐敗の温床となっている聖職売買や、聖職者の妻帯(結婚)を禁止するなどといった改革を行っていくのだ。

そう…カトリック教会においては、
聖職者の妻帯(結婚)は許されていないのである!!

 だから、クリスマスイベントの司教が「うちの孫」なんていうのは、あり得ないっていうか、公言しちゃうと大問題になる爆弾発言なんですよ。時事ネタに例えると、「○○洋行にゴルフに連れて行ってもらって、うちの奥さん大喜び!」って言っちゃうようなモノ。

 とはいえ、このグレゴリウス改革後もこの手の事件は後を絶ちませんでした。
歴代の教皇の中には、自分の息子を「甥」とよんで教会の高位職に就ける人も出てくる始末。ええ、チェザレ・ボルジアのお父さんもそんなひとりです。

 こうして妻帯を禁じた結果なのかどうか、現代のカトリック教会で問題になっているのが聖職者による幼児への性的虐待だったりします。裁判などによって請求された賠償金額だけでも数千億円になったり、賠償金を払えなくて破産する司教区も出てきたりしたんだそうな。世も末ですねぇ…

 なにはともあれ、孫のいる司教を出すとは、コーエーさんもやってくれますねっ!!


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Comment

2007.12.16 Sun 09:18  |  

いつの時代も聖職者には生臭坊主が多いのね~w

聖職者じゃなくてせいしょk

  • #-
  • ちら
  • URL

2007.12.17 Mon 11:46  |  

ちらっち>
ダレガウマイコト(ry

元々は清廉潔白な人たちだったのかもしれないけど、権力や富が絡んでくると堕落していくのはいずこも同じですねぇ

  • #-
  • Lucrezia+Rosso(管理人)
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