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「箱船」探索の旅 (8)

・ ラヴ ペットはじめました ・


アレクサンデル6世(Rodrigo Borgia)
あ、こっちじゃなかった・・・

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ロドリーゴ大喜び!!

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All this time these twelve thousand years,
I know

A・I・SHI・TE・RU!








はやくペンギン捕まえに行こうwww

 実は今回で最後になる予定だったのだが、これを説明しなきゃ話を進めることが出来ないことに気がついちゃったりしたわけで・・・

 物理化学のお勉強になるので、「うち どうしても好かーん!」という方は、下の猫画像でも見て、今日の記事の結論のところまですっ飛ばしてもイイヨ。ただ、 『ヴェネツィア海洋大学』的には、今後ともお世話になることが多々ある理論ということもあって、学生諸君にはしっかりと押さえておいて欲しいと思います!



 考古学や古生物学の世界で、新たに発見された考古試料を分析して得られる年代のことを『理化学的年代』という。

 一つの例で考えてみよう。
みんなは、地球の年齢がいったい何歳だか知っているかな?
近日公開予定の「アース」という映画の宣伝を見てご存知の方もおられるかも知れないが、実は地球の年齢は46億歳なのである。詳しい説明は省略するが、地球も含めた太陽系が出来た頃に一緒に生まれたと考えられているある隕石を調べたところ、この46億年前という年代が分かったのだ。ちなみに、この宇宙全体が生まれたのは今から137億年前くらいじゃないかと考えられとる。そうやって考えると、地球なんてまだまだですな!

 さて、この話を聞いて「へぇ~」で終わってしまうと、語り手としてはちょいと味毛がないんだ。
ここはぜひとも、「『この隕石は、今から46億年前のものだ!』とかいわれても、いったいどうやって調べたんだろう?」と突っ込んでくれ。なにしろ、アインシュタイン先生も、「人間、大事なのはなんでも疑問に思う気持ちさ」って言っている。「なぜ?」「どうして?」と思う気持ちがないと、学んだ知識は決して自分のものにはならないんだよ。

 さて、話を元に戻そう。
なにしろ46億年前なんていわれても、人類の誰だってそんな昔に生きているはずがない。隕石に「46億年前製造」なんてタグが入ってるわけもない。ドラ○もんも、キテ○ツもいないから、実際に過去に戻って確かめるなんてこともとうぜん出来ないわけである。
じゃぁ、どうするのか。
そのために、その物質のもつ特性を調べて、その物体が今からどのくらい前に作られたものかどうかを科学的に計算することが必要となるわけだ。この計算のシステムを『理化学的年代測定法』という。そして、この 『理化学的年代測定法』の代表的な計算システムの一つが、『放射性年代測定法』と言われる方法なのだ。

 『放射性年代測定法』のシステムというのはいたってシンプル。
「放射性物質であるAという物質の半減期を基準にして、現在の年代を計算する」というものである。私たちが時間を計るときに時計を使うように、年代測定を行う際にも基準となる"時計"を使うんだ。いや、時計というよりも"定規"と考えた方がしっくり来るか。



 さて、『半減期』というのはいったい何だったかな?
現役学生の人は教科書を引っ張り出して欲しい。社会人だった人は、記憶の片隅から頑張ってひねり出しておくれw
まぁ、ここで元素や原子番号の関係とか、α崩壊・β崩壊とかのお話からしてもいいんだが、それだと脳味噌も一緒に崩壊しちゃう人が出てきそうなんで(笑)、ここでは実際に使われる『ウラン・鉛時計(年代測定法)』を使って考えてみよう。

 ウランは原子番号92番、元素記号Uで表される放射性元素である。もっともなじみ深いのは、核兵器の原料や原子力発電炉の燃料などにも使われていることだろう。ちなみに広島に落とされた原子爆弾の材料でもある(長崎のは兄弟分のプルトニウム)。そんな物騒な話はおいといて、じつはこのウランは長い年月をかけて崩壊していくと鉛になってしまうんだ。どのくらい長い年月かっていうと、ウランの半分が鉛になるのに45億年かかる。45億年…ホントに気の長い話だ。

 で、重要なのはここから!
一定時間内で崩壊していくウランの量は、残っている量に比例する。
ここにウランが含まれ、かつ鉛が入っていない石ころAがはじめにあったとする。B年たってから、Aの中のウランの数を数えてみた。すると、ウランと鉛の量は丁度同じだったとする。では、B年はいったい何年になるかな?

正解は、B=45億年。
さっき言ったよね、、ウランの半分が鉛になるのに45億年かかる、って。

では、もしも全体の1/8しかウランが残っていなかったとしたら、何年が経過したんだろう。
最初の半減期で1/2に。その残ったウランが45億年かかってまた半分になって1/4になり、さらに残りの半分が45億年かかって1/8になったわけだから…半減期が3回経過した、つまり45+45+45=135億年が過ぎ去ったということになるわけだ。
もちろんウランは一定の速度で崩壊していくわけだから、逆に考えれば45億年たっていなくても比率から計算することで数千万年単位で計算することも可能になるのだ。
…コ、ココマデツイテコレテルカナ??

 他にも、半減期が14億年の『カリウム・アルゴン時計』や、半減期が500億年『ルビジウム・ストロンチウム時計』などなど、用途に応じてこの"定規"を切り替えていけば、おおよその年代が算出できるのだ。だから、「地球の年齢は46億年」と自信を持って言えるわけである。
ただね…困ったことに、この"定規" あまりにも目盛りの幅が大きすぎるんだよ。なにしろ、数千万年~数億年といった単位でしかわからないから、古生物学や考古学では一切意味がないわけだ。なにしろ、45億年の1%でさえ4500万年という途方もない期間が経過してしまう。ちなみに、恐竜全盛時代は今から1億年前、ホモ・サピエンスの登場が20万年前くらい、古代生物のナウマン象が生きていたのは2万年くらい前まで、人類が農耕というか文明化し始めたのが6000年前くらいとか言われていることを考えると、そのつかえなさっぷりが分かってもらえるのではなかろうか。ウランくん基準だと、トリケラトプスと現在の人間がタメですから。


 てなわけで、結論。
考古学的な年代測定では、
『ウラン・鉛時計』方式は全く役にたたん!

ということを理解していただけたかと思う。ていうか、分かったっていえ!!w

 ということで、次回は考古学の世界ではどうやって年代を測定するのかというおはなしになります。
(まぁ、次もこんな感じのお話だ・・・・・・・)
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Comment

2007.12.13 Thu 14:40  |  

日本語って難しいよね。

「今後ともお世話になることが多々ある理論でもあるので」とな。ふむふむ確かに定規でアレ測られるのはいい気しないよな、って、猫さんみながら納得しようとしてた件。

2007.12.14 Fri 12:54  |  

グッたん>
おk!修正した!!

やっぱ、猫にとってはしっぽの長さとか触れられるのはセクハラに当たるのかネェ??

「グヘヘ、オネエちゃん。エエしっぽしてるなぁ、ゲヘヘ」とかいってなでるのはヤバイのかねぇw

  • #-
  • Lucrezia Rosso(管理人)
  • URL

2007.12.15 Sat 14:27  |  

あ…頭が…ッ(3bit)

  • #-
  • エステバン
  • URL

2007.12.17 Mon 11:45  |  

エステさん>
OK!
オイラも頭こんがらかってきたw

次回の更新は水曜になる予定です!

  • #-
  • Lucrezia Rosso(管理人)
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