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『ラパ・ニュイ島に行ってみよう!』 (6)

 みなさん こんばんは。
「ヴェネツィア海洋大学 週報」の時間です(自爆)

えっと、ゴメンナサイゴメンナサイ 更新が、間あきまくってゴメンナサイ

 FC2ユーザーの方に、業務連絡でございます。

 「大航海コミュニティ」が出来ました。
興味のある方は是非。
管理画面の「コミュニケーション」>「コミュニティ」、「大航海」と検索で出るはずです。
(旧管理画面だと無理かもしれません…)


 続きは、ラパ・ニュイ! ラパ・ニュイ!


 
 現代のイースター島では、ユーカリの木が特に目につくらしい。
ご存知のように、ユーカリという木はコアラのエサでお馴染みのアレである。つまり、原産地はオーストラリアなわけだ。実は、この島にまともな木が生えてないのを見たヨーロッパ人たちが、「これじゃいかんな」と、オーストラリアから植樹したのが、イースター島・ユーカリの歴史の始まりなのである。ユーカリの木は、あまり栄養や水が豊富でない土地でも生育できるので、こうした広漠とした地の植樹にはうってつけだったのだ。

 では、それまでの間、イースター島には本当に木が生えていなかったのだろうか。
ある人たちは、たしかにそう考えていた。これだけ、他の島々から離れてるんだから、木の種が運ばれてくるはずがない。まぁ、こんな理由だったらしい。

 ところが、「土壌学(土の成分をしらべる学問)」や、「古生物学(地上に生きていた生物を調べる学問)」が発達してきたことによって、いままで目も向けられなかった証拠が明らかになったのである。
 ちょっと、植物のおはなしをしよう。

 生き物は、どのようにして自分と同じ種族を残すか。
実は、ヒトだろうが、植物だろうが、ほ乳類だろうが、は虫類だろうが、地球で生きているほとんどの生き物は、『有性生殖』という方法でしそんを残している。簡単に言うと、2つの細胞がくっついて、お互いの遺伝子情報をやりとりし、あらたな遺伝子をもつ個体を作り出すのだ。
これは、地球46億年の歴史の中でも「最高傑作のシステム」と呼ばれるほど、奇跡的なことであり、もしもこの流れが一度でも途絶えたなら、私たち一人一人も生まれることはなかったのである。感謝、感謝。

 で、本題にうつろう。
動物の場合は、オスとメスが交尾を行って、お互いの遺伝子情報をやりとりするわけだが、基本的に動けない植物、とくに樹木の場合は、どうやって遺伝子情報をやりとりするのだろうか。

 そう、「花粉」である。
春になると、我々人類をいじめるにっくきヤツ、アイツのことだw
おしべから粉状の細胞、つまり花粉が漂い出て、めしべに到達、受粉することになるわけだ。当然のことだが、放出された花粉のすべてが、めしべに到達できるわけではない。目的を残念ながら達成できなかった花粉たちは、地面に落ちて土に取り込まれ、化石として残ることになる。

 え?
「花粉のような、あんな頼りなさげなモノが化石になるのか」だって?
いやいや、花粉を甘く見てはいけないのです!
実は、花粉の細胞膜(ようは「箱」の部分)は、スポロポレニンという物質が含まれています。この、スポロポレニンはちょっとやそっとのことでは壊れることがない頑丈な物質なので、花粉の細胞はどこまでも飛んでいくことが出来るわけなのだ。当然、化石になることもあるのである。
(ちなみに、このスポロポレニンという物質が出来ないようにして、花粉がすぐはじけてしまうようにすれば、スギ花粉飛散による花粉症も亡くなるんじゃないか、って研究も行われている。)

 さて、この花粉の化石を調べれば、どんなことが分かるだろう。
その時代にどんな木が生えていたのか、どのくらいの大きさの森だったのか、どんな天気だったのか、どういった鳥や虫が暮らしていたのか等々、非常に多くのことが分かるらしい。まさに、花粉の化石は「タイムカプセル」と言えるだろう。
 で、イースター島の花粉試料を調べると、いろいろな木がこの島に生えていたことが分かった。

 まずは、ヤシの木。
なお、ヤシの木は繊維質の部分が多いので、撚ってロープを作ることも出来たであろう。幹の部分は材木として、またロープもモアイ制作や、航海用ボートの材料として使われたんじゃなかろうか。

 他にも、エンジュ(槐)の木や、「根っこを噛むと苦くてクラクラする」というのが語源のクララという草など、いろいろな高木・低木、多年草などが繁茂する非常に緑豊かな島だったようだ。

 木が生えているということは、そこを住処に、また食料にしている鳥も生息している可能性が高い。実際、フクロウやクイナ、オウムといった鳥や、海鳥も住んでいたことが、骨やその他の証拠から分かっている。

 これらの点からも分かるように、現在のイースター島からは想像できないほど、古代ラパ・ニュイ島は自然が豊かな島だったのだ。
では、なぜロッヘフェーン提督が来た頃には、「うわ! この島マジでなんもネェ!」と言われるほど荒れ果ててしまったのだろうか。実は、この疑問に答えることは、環境問題が叫ばれる現在に生きている私たちにとっても、非常に大きな意味を持っている。

 では、次は『イースタ島移住と環境破壊の歴史』について考えてみようじゃないか。

≪続く≫
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Comment

2007.09.13 Thu 10:48  |  

毎回楽しみにしております。
更新が空くとなんか申し訳なさを感じる…分かりますわかります。
俺んとこも相当空いてる…(--;)
うちもいつか更新します^-^
お互い気長にやりましょう^-^-^

  • #tTTNd7yQ
  • エステバン
  • URL
  • Edit

2007.09.18 Tue 21:18  |  

気にしなけりゃ楽なのだということに気がついた!そんなのかんけー(ry

エステさんもいろいろ大変らしいが、息抜き代わりに気長にやろうぜー

きっと今の苦労は、必ずあとで報われると思うから。根を詰めずに、イマできることにトライしてみてください。

  • #aeXHjovo
  • Lucrezia+Rosso(管理人)
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