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【考察】 衝角(ラム)戦法は、効果的か? -1-

ジューンブライド、ジューンブライドって
そんなにおまいらユノ好きか??

老婆ユノ

【年をとると愚痴っぽくもなります】


 そんなわけで、ここ数日インしておりませんのでまったくネタがございません。
とりあえず、過去のSSでも貼っておこうと思います。

グラデニーゴ先生のお言葉



 今日のブログの記事では、『衝角(ラム)戦法』について考えてみようと思う。

 といっても、ゲームの中の『衝角(ラム)戦法』が効果的なのか、ということではなくて、時代の流れと共に『衝角(ラム)戦法』がどのように移り変わっていったかということに特に注目したいと思っているんだ。

 じゃ、そもそも『衝角(ラム)』っていうのはなんなんだろう?


(SS)

RAM:ラム。
 軍艦の艦首に付けてある衝角(しょうかく)。
 相手艦に衝突させて沈没させるためのもの。

ramming:ラミング。
 敵艦に衝角をぶつけ、突き込む戦法。衝角戦。




 敵艦船と交戦し、勝利する方法はなにかと尋ねたら?
それは、大きく分けて2つのタイプになるよね。

 ひとつは、航行が不可能なまでに敵船を破壊、もしくは沈めることを狙うもの。DOLの言葉でいえば、『撃沈』を狙うことになる。
火矢による帆の焼き討ち。ガレー船の櫂を奪うなど、いろいろな戦法が編み出されてきたわけだけど、この流れを大きく変えたのはやはり『大砲』の登場だったと言えるだろう。特に、『カロネード砲』の登場により、その破壊力は格段に上がった。カロネ搭載艦は、その呼び名どおりに、「スマッシャー(粉砕者)」となったわけだ。
もちろんこうした破壊戦術は、敵の船や積み荷を奪う必要がない場合、つまり軍艦同士の対決などでないと意味がない。そりゃそうだ、積み荷や奪った船を売って生活している海賊連中にとっては、敵船を沈めてしまっては元も子もないわけなのだから。


 もうひとつは、継戦能力(戦闘を続ける力)を失うまで、白兵戦または飛び道具をもって敵船員を撃ち減らすこと。これは、このゲームにおいての『拿捕』 -実際には船員が全滅するまで戦うことはごく稀であり、ある程度の損害が出た時点で降伏することがほとんどでしたが- にあたるね。
拿捕戦法でオーソドックスなのは、自分の船を敵船に『接舷』し、海兵を乗り込ませて敵の航行能力を奪取する戦法だった。


 そもそも、『衝角(ラム)』というのはなんなんだろうか。

 もともと船同士の戦いというのは、陸上での戦いと違って、おいそれと敵に遭遇できるものではない。現代の艦隊戦のように、航空機や対艦ミサイル・魚雷などによる『ロング・キル -長距離攻撃-』が出来ない以上、自船のアーバレストやクロスボウの射程まで近づけるなり、敵船に接舷するなり、敵船近くまでの移動が求められるわけだ。

 「じゃぁ、自分の船のスピード自体を武器にして、敵船に突っ込めばいいんじゃないか!」と考えた人がいる。この考えのもとに生まれた兵装が、『衝角(ラム)』なのである。
敵の船の横腹は比較的"弱い"わけだから、そこに自分の船の船首をぶち当てて喫水線の下にでも大穴を開ければ、敵船に大きなダメージを与えられる。その上、接舷も出来るわけだから、白兵戦で切り込むことも出来る。まさに、一石二鳥というわけだ。

 ラム(ram)の語源をたどると「雄羊の角」にぶち当たる。ずばり、「衝突し、(敵船の腹を)突き刺すための角」だったのと言えるだろう。



 じゃ、ラムに対抗する方法っていうのはなかったんだろうか。もちろん、いろんな方法が試されたわけで。

 たとえば、1340年にイングランドとフランスが戦った『スロイスの海戦』では、港内に布陣したフランス艦隊は敵の衝角攻撃に備えるために、艦隊を鉄の鎖でつなぎとめる策をとった。三国志演義でいうところの、『鉄鎖連環の計』というところか。
まぁ、予想がつくと思うんだけど、戦闘結果も赤壁の戦いと似たようなモノでしたとさ。
兵力的に劣勢だったイングランド艦隊は、艦隊を二分し正面と側面から突っ込ませる。側面からの攻撃を、まともに受けたフランス艦隊はフルボッコ、大壊滅。この海戦の勝利が、百年戦争においてイングランド側を有利に展開させることになるという結果も、なんたら演義を彷彿させて面白い。


 ほかにも、船の周囲に鉄板を貼り、ラム衝突の衝撃を抑えようとした船もある。
しかし、あまりに装甲を増やしすぎると、自船の速度が落ちてしまうという欠点があったために、まぁ気休め程度の効果しかなかったという。

 こうして、非常に長い期間 『衝角(ラム)』は、軍艦の主兵装となっていたんだ。

 まぁ、これは余談なんだけども。
本来のラムというのは、船首部分を金属などの固い材料で強化したモノである。だからゲーム中にあるように、簡単においそれととったり付けたり出来るわけではない。できれば、新造時のJBスキルのようにした方があっているような気がします。


さてここでおさらいなんだが、ラム戦を効果的に行うにあたっては、いくつかのポイントを満たさなければならない。

 まず、ラムが突き刺さるほどのスピードが出ていること。(漕ぎ)
 敵船の動きについて行けるだけの、旋回・運動性能があること。(操舵)
 白兵戦をするのであれば、敵船に切り込める数の水夫(海兵)がいること。(船員数)


 こうしたポイントを満たしていた船はといえば、それは『ガレー船』だった。
だからこそガレー船が軍艦の主力であり、その大きさも巨大化への道を歩んでいたわけである。


 ところが、15世紀に入って艦隊の主力がそれまでのガレー船から軍用帆船に移ってくると、ある疑問が生じてくるよね。

「衝角(ラム)は、帆船にも有効なのだろうか?」

続く
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Comment

2007.06.28 Thu 10:26  |  

これは続きがきになるぞ

  • #-
  • 銀河さん
  • URL

2007.06.29 Fri 17:52  |  銀河さん>

あざーっす。
今がんばって続きを書いていますので、もうちょいお待ちを

  • #-
  • Lucrezia Rosso(管理人)
  • URL

2007.06.30 Sat 23:29  |  

かつて落ちこぼれたイスパニア海軍士官学校の講義を思い出すぜ!
若かったあの頃!マージャンとかばかりせずに勉強しておけばよかった!!

  • #-
  • エステバン
  • URL

2007.07.02 Mon 19:50  |  

これで続編がラム酒の発明とかから入ると大混乱になってイイ!

2007.07.03 Tue 16:16  |  お返事

エステ君>
授業中寝てばかりだったと担当教官がこぼしてたぞw
それが今ではこんなに立派になって(うう

ぐったん>
あえて、アグネス・ラムでいこうかと…

  • #-
  • Lucrezia Rosso(管理人)
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