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闘牛へようこそ (4)

さて、先だってラジオ「レイブンズナイト」に、ゲストとして出演したわけですが…
(「レイブンズ史上、もっともマイナーなゲスト」とか言うな! ヽ(`Д´)ノ )

参考資料:がはく’ず・るーむ


初っぱなのマイクトラブル

orz


アドリブに対しての切り返しの悪さ

。゚(゚´Д`゚)゚。


おもしろいこと、いえんかった~ 

。・゚・(ノ∀`)・゚・。


もうね、緊張しまくりで。
出演中は、手が汗でびっしょりだったとさ。

大変お聞き苦しい中、お付き合いくださりありがとうございました。
(あとで伺ったところによると、リスナー数がいつもより40人ほど多かったそうです…コノ ヒマジンドモメッ!)

MCのお二人にも迷惑かけて ( TДT)ゴメンヨー
つぎはもうちょっとうまくしゃべるから!
(↑はたして、つぎはあるのか??)


いやぁ、ホント緊張して自分でも何言ってるんだか訳わからなく。
他のゲストやMcがすごいと改めて実感しましたとさ。

某リーマンさんとか馬鹿にしててスマン!



 さて、闘牛についての4回目の講義だよ。前回の内容を忘れた人は、きちんと復習しておいておくれでないかい。

第一回
第二回 
第三回
 
 記録に残っているモノで、最初にローマで剣闘試合が開催されたのは西暦前264年のこと。牛市場で行われた3試合が、ローマでもっとも古い試合とされています。

 実は、この剣闘士試合や猛獣狩りという"見世物"は、ローマ人の本来の文化だったというわけではないんだな。んじゃ、いったいローマ人はどこからこの文化を持ってきたのだろうか。

 その答えのヒントになるのが、2~3世紀の神学者 テルトゥリアヌスの著書『見せ物について』という本なのだ。ちょっと抜粋して、引用してみよう。
古来より人々は、「死者の魂は人間の血によってなだめられる」と信じてきた。そのため、戦争捕虜や奴隷たちを葬式の際に、生け贄としてきたのである。古代人は、こうした…見せ物を行うことによって、死者への礼拝を行ってきた。 (中略) 時がたち、文明化された人々は、自分たちの不信心さを繕う必要に迫られた。そのため彼らは、この習わしを一種の娯楽に仕立て上げることにする。あらゆる武器を最高度に使いこなせるように訓練された者たちが、葬式の日に墓の前で競い合い、殺し合うこと…によって、故人を弔う事が出来ると信じた。これが、『ムヌス』の起源である。

 さて、このテルトゥリアヌスの記述から、考えの参考に出来る点が2つある。

 一つは、闘技会が『古代人』の弔いの儀式が起源となっている」ということだね。最近の調査や研究では、イタリア中部に住んでいたオスク人や、サムニウム人などの先住民族の間に、こうした生け贄の習慣があったことがわかっているんだ。
古代ローマという国は、近隣の諸部族国家を吸収して大きくなっていった国だったから、その過程でそうした習慣や風習といったものが入り込んできた、と考えるのは自然なことといえるよね。


 もう一つのポイントは、こうした"見世物"のことが、ラテン語で『ムヌス』と呼ばれていることに注目してほしいんだな。もうちょっと詳しくローマ時代の文献を見ていくと、『ムネラ』という言葉も出てくるんだけど、これは『ムヌス』の複数形だから、意味は同じと考えてよろしい。さて、辞書によると、『ムヌス』という語には「贈り物。捧げ物。務め、もしくは義務」というような意味があったことがわかる。

 では、これはいったい何を意味しているんだろうか。
筋道建てて考えていくと、こうした催し物が「(市民への)贈り物であり、「(神々もしくは死者への)捧げ物、そして「(支配者や金持ちの)務め、もしくは義務であった名残とみることが出来るんじゃないかな。

「闘牛人気の低迷 (セビリア・冒険者クエスト)」より


 さて、古代ローマが同時代の他の国と異なっていた、その大きな理由は、彼の国が『共和制国家』だったということでしょう。つまり、支配者であったとしても、民衆にそっぱを向かれてしまえばその地位を保つことが困難だったという現実だ。もうちょっと意地の悪いいい方をすれば、民衆の人気とり無くして政治家として大成することは難しかった、となるわけなんだ。
だからこそ、この「(私費で)闘技会を開催する」という行いが生きてくるんだな。手っ取り早く民衆の人気をとり、また自分の名前を人々に印象づけ出来る、そんな魔法のカードの役割を果たしたのが、この『見世物企画』だったのです。

 たとえば、ユリウス・シーザー。
彼は、そんなに内緒が豊かというわけでなかったんだけども、西暦前65年に320組の剣闘士を手配して、大々的な"見世物"を計画したことが記録に残っている。もちろん、それにかかる莫大な費用を個人で捻出することは不可能だったから、結局は借金をして開催するんだけども、それだけの負債を背負っても行うだけの価値があるとシーザーが考えたというのは興味深いことだよね。現に、これによりシーザーは、民衆の絶大な人気を手に入れることが出来たんだから。
それに対して、第2代皇帝のティベリウス・カエサルが民衆に人気がなかった理由の一つが、「剣闘試合が嫌いで、開催に乗り気ではなかった」ということを考えると、この見世物というのが、政治的なデモンストレーションの役割を担っていたことが理解できるんじゃないだろうか。

 余談だけれども、そうした見世物を一から企画したり、剣闘士や猛獣の手配を行うというのは、非常に骨の折れる仕事だよね。だから、古代のローマではそうしたことを専門に請け負う"プロデューサー"たちもいたんだ。
そうした"プロデューサー"たちは、専門の剣闘士養成所をもち、国から払い下げられた戦争捕虜や志願してきた人たちを訓練して、一人前の剣闘士を育てたし、猛獣狩りに使う動物の入手ルート、専属の役者を雇っていた人たちもいたという。そういう専門家たちがいたおかげで、トラヤヌス帝が開催したという、1万人の剣闘士と1万頭以上の動物が登場する大規模な闘技会も可能となったんだよ。

 この、「人気とりのための魔法のカード」が有効だったのは、中央政府たるローマだけではなかったんだな。ローマ人といえば、どこの植民都市にも、水道、浴場、そして闘技場という、いわば『3点セット』を造ったのは有名な話だよね。つまり、地方においても、市民の人気を得たい政治家や有力者が、自分の都市で"見世物興業"を企画することがあったと考えるのは自然な事じゃないだろうか。こうして、それらの植民都市では、こういった"ローマ風の娯楽"が、しっかりと人々の間に定着していくことになる。

 それは、かつてはヒスパニアと呼ばれた、イベリア半島の植民都市も例外ではなかった。更に幸運なことに、前にも述べたように猛獣狩りで使う「野牛」の生産地でもあったことも、こうした傾向に拍車をかけたと結論できるよね。
そして、もう一つの理由。後に、『ムーア人』たちの支配を受けることが、イベリア半島において闘牛が新たなステージを迎えることに寄与するんだけども、それはまた次回話すことにしましょう。


続く


なんかFC2のセッション時間が短くなった??
これ書くだけで、3回くらい消えたんだけど…
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Comment

2007.06.09 Sat 12:37  |  すぺしゃるさんくす

応援メッセージくださった皆様
茶室や商会茶で応援してくださった皆様
tellでメッセージくださった方
ボルジアを150個も持ってきてくださった方w

あと、スカイプの試験につきあってくれた某リンクさん


本当にありがとうございます(ぺこり

  • #aeXHjovo
  • Lucrezia Rosso(管理人)
  • URL
  • Edit

2007.06.10 Sun 12:14  |  

あのー私のブログのタイトル違うんですけど…^^;

2007.06.10 Sun 15:57  |  

FC2に直接だと消えるの速いんで、事前にテキスト文書で書き起こしてから貼り付けしてますよ。

  • #-
  • ハミルカル
  • URL

2007.06.11 Mon 10:17  |  

俺も消えると困るから、下書きにしてこまめに保存してます。

  • #-
  • エステバン
  • URL

2007.06.11 Mon 13:20  |  お返事>

ショコラさん>
よいではないか~よいではないか~

ハミルさん、エステさん>
う~ん
いつも直書きして整形してるから、下書きだとめんどいんだよなぁ。でも、消えること考えたら仕方ないかぁ…
結構、資料みながらだから時間がかかるんだよねぇ、わたし。

また昔みたいに、タグ打ちしながら下書き書こうとおもいますだ。アドバイスサンクスです。



あと、お知らせです。
今日、記事の続きを更新する予定でしたが、ちょっと私事のため難しそうです。訪問くださった方、ゴメンナサイ
明日は!明日こそは必ず!!

ららら♪こっぺぱん♪

  • #aeXHjovo
  • Lucrezia Rosso(管理人)
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