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威尼斯海洋大学 開校秘話 (弐)

ごめんなさい!

ごめんなさい!!

浮気したら、ごめんなさい!!!


florensia公式サイト



浮気の理由…
道化服カヨ!

このおっさんに萌えたw

「右舷後方! 不審船、旋回してきますっ! あっ!信号旗あがりましたー」
「どうせ、停船しろとか寝言言ってるんでしょ!」
「船長、あたりでやんす!」
「ふん」
「船長、返信はどうしますか?」
「…そうねぇ、、、トモーネ!」
「はい、なんでしょうか」
「つぎの通信文を、信号旗で敵艦に通信。
 『このファXキン・シXトは、家に帰ってママンのおっぱいでも吸ってな!』
通信文、終了!」
「りょ、りょうかい」
「野郎ども、海賊に捕まって、魚の餌になりたくなかったら気合い入れな! 機雷射出準備!!」
「あ、、やばいっす! 敵艦、バウ・チェイサー 本艦を指向中!!」
「スタボーッド!! 回避しなさい!!」

ドッカーン!

【威尼斯海洋大学 開校秘話 第弐話】
ギーギー ギーッ ギー

キャビン≪船室≫の天井から聞こえてくる、船体のきしむ音で目が覚めた。
枕元の懐中時計を見やると、そろそろ夜明けのようだ。
船は、数日前に地中海に入り、順調に航行を続けている。
とはいえ、ここまでの航海がすべて順調だったというわけではない。ケープ沖でのポルトガル海賊の襲撃・交戦、また穀物海岸で遭遇した嵐による被害も、寄港せずに洋上で修理させるという強行軍によってここまでやってきたのだ。


コンコン
「船長、お休みでしょうか」
先頃雇ったばかりの副官候補生が、ためらいがちにドアをノックしてきた。
「かまわないわ、今起きたところ。どうしたの?」
「はい、ワッチ≪見張り≫からの報告です。先ほど、左舷にブリンディシの港を視認、本艦はアドリア海に入りました」
「わかったわ、ご苦労様。身支度を調えたら、上に上がります」
「は。では、お待ちしております」

身支度を調えて船尾廊にあがると、指揮を執っていた主席副官コーネリアと目があった。
「船長。ゆっくりと休めたかい?」
「ええ、おかげさまでね」
「そうかい、そうかい。それは、良かったさね。それなら、わたしも休ませてもらおうかな。
 総員! 船長が指揮を執る!!」
「ええ、ご苦労様。 総員、わたしが指揮を執る。」
甲板上に、指揮権交代宣言と、了承の「イエッサー」の声が響き渡り、コーネリアスは片手を振りながら、船倉への階段を下りていった。

この風向きだと、明日にはヴェネツィア本市に到着予定か。
いよいよね…
「街だっ! ヴェネツィアが見えたぞーっ」
檣楼[しょうろう]のワッチ・メンが叫ぶと、甲板上にいた船員たちが歓声を上げて舷側に集まってきた。

アドリア海を北上していくと、蜃気楼のように浮かび上がる街 ヴェネツィア。
わたしの生まれた国。そして、わたしの父を見殺しにした国…。

そうは言っても、久しぶりの上陸休暇を、楽しみにしている船員たちを責めるわけにはいかないわけで…。まったく、やれやれだ。


とはいえ、外港に着いたからといって、他の港のようにさっさと入港できるわけではない。
「よーし、下に行って他の連中を呼んでくるんだ。メーン・マストを縮帆するぞ!」
これだけ大きな港になると、商船、軍船、その他諸々あわせた交通量も桁違いに多い。それだけでなく、ヴェネツィアという街自体が、≪ラグーナ(laguna)≫と呼ばれる潟の上に浮かぶ街である以上、大型船舶が通る事が出来る水路も、自ずと限られてくる。となると起こるのは、"交通(?)渋滞"というわけ。そこで必要になるのが…

「船長! ピロータ(pilota)の爺さんのボートが見えましたぜ」
そう、ピロータと呼ばれる水先案内人の登場というわけだ。
どこの部分が浅いか、深さが何尋(ひろ)あるか、港の隅々までよく知っているこの案内係のことを、水先案内人とよぶ。
港の中において、ピロータの指示は絶対だ。何しろ、一隻座礁しただけで、港湾機能が吹っ飛んでしまうこともある。そんなことになっては一大事。故に、軍艦だろうが、大商人の持ち船だろうが、ピロータの指示には従わなければならないのだ。逆らえば、海にたたき込まれても文句は言えないというわけ。さらにピロータは、長いキャリアを持つ引退した老船長であることが多い。まぁ、未だ現役な船長なんぞは、彼らから見ればくちばしの青いヒヨッコに過ぎないのであろう。
 「なんじゃ、嬢ちゃんの船だったのか」
タラップを上ってきたくそジジイ、もとい老ピロータは馴染みのマルコ爺さんだった。
「マルコ爺さんも元気そうね。まだ、お迎えきてなかったんだ?」
「がっはは 悪魔の野郎もワシには根負けしたのか、病気どころか、風邪すらひかんぞ!」
「ジジイは、ホントしぶといわねぇ…」
現役時代のマルコは、老練な船長だったそうだ。今でも、酔うと必ず出るのが『島ほど大きな魚を見た』だの『世界の果てを見てきた』だのという冒険談だ。ヴェネツィアの酒場では、『マルコの爺さんの話を知らないヤツはモグリだ』と、いわれるほど有名な海の男だ。もっとも、だれも本気で信じていないのが、この爺さんの可哀想なところである。

「さーて、おしゃべりはこのくらいにして入港だ! 小童ども、しっかりと舵を回せーー!!」
コーターデッキ≪艦尾甲板≫に陣取った老ピローターの的確な指揮の下、船は狭い水路へと進入していく。
「ほらほら、すぐそこの潟に乗り上げるなよ。引き潮なんじゃから、舵は小刻みにきるんじゃ!」
水夫頭たちの、「スパンカー・ブームを回せ!」だの「ジブを引けー!」などの指示に従って、船はゆっくりと、それでも確実に本島に向かっていくのだ。
「ぼさっとするな! 早くせんと、麗しの酒場娘たちが、他の船の連中にとられちまうぞ!」

「副長。上陸準備を始めるわ。
 わたしの上陸の間、乗組員の半舷上陸を認める。各員に通達し、手はずを整えてちょうだい」
「あいよ」
(続く)
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