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中世 ~科学の暗黒時代~ (3)

もうすでに食傷気味ですがw
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現在増殖中の『みかん星人』
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後ろから見るとせつないわけです。

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これなんてサバト??

 ということで、ヨーロッパの東方の科学事情に目を向けてみましょう。

Chapter2:中世 ~科学の暗黒時代~

Ⅲ,科学の暗黒時代へ(前編)

アル・フワーリズミー
『ヒサーブ・アル=ジャブル・ワル=ムカーバラ』という本の中で、代数学について書いた人。また、インドの天文学から太陽や惑星の運行についての理論をまとめた人でもある。(8-9世紀)

アブー・バクル・アッラーズィー
 医者でもあり、化学者でもあった人。彼の著作『医学全書』は、古代医学でも最高傑作の一つとされる。また、天然痘と麻疹の違いについての研究を行った人でもあった。王の侍医という高い地位にあったにもかかわらず、医者にかかれない庶民のために薬学の本を書いたことでも知られている。(9-10世紀)

アブ・アリ・アル・ハッサン・イブン・アル・ハイサム
 光がモノに当たって、その反射した光が目にはいることによって見えるという目の仕組みに気がついた人。また、大気によって光が屈折することから、大気層の厚さを計算した人でもある。光学の基礎を据えた人。(10-11世紀)

 今でこそ、アラビア圏と言えば、「ちょっと物騒なところ」というイメージがありますが、かつては科学技術や学問の最前線だったのです。
 言わずもがな古代ギリシャが、多くの哲学者を輩出し、いわゆる「知の宝庫」となっていたということ、また その後継者たるローマ帝国がどちらかといえば実利主義だったというのは、以前に述べたとおりです。とはいえ、ローマ人が学問の世界に、一切寄与しなかったというわけではありません。

 たとえば、大プリニウスことガイウス・プリニウス・セクンドゥス
彼の全32巻にもおよぶ著書『博物誌』は、古今東西の天文、地理、動物、植物などを網羅した百科事典でした。
 ほかにも、ケルスス(ヴェネツィアのパラケルススの名前は、彼に由来する)や、薬理学の本『マテリア・メディカ』をあらわしたディオスコリデス、生理学の基礎を据えたガレノス(彼が作った調剤所「アポテック」という名前は、現在でも薬局を意味する)といった人々の医学分野での貢献は、その後も1500年以上にわたって影響を及ぼし続けたのです。

 ところが、ローマ帝国の衰退期、度重なる異民族の侵攻の際に古代ギリシャやローマ時代の著作のほとんどが戦火により失われてしまったのです。こうしてヨーロッパは、科学的に暗黒時代へと進み始めました。それにかわって躍り出たのが、アラビア人をはじめとする東方の学者たちだったのです。
 アラビア地方が科学的に発展したことには、大きく分けて二つの理由があります。

 まずは、交易路の重要な中継地点であったこと。たとえば、中国では(遅くとも西暦1世紀にはあった)や羅針盤(11世紀の記述に登場)が比較的早い時代から使われていましたし、インドではヒンズー数字(いわゆる、アラビア数字。0、1、2等々といった数字のこと)が使われていました。これらが、交易商人たちによって伝えられたことも、科学的研究を後押しした理由の一つでしょう。
ATOKだと「鄭成功」はでるのに「鄭和」はでないのはなぜだろう
【鄭和の羅針盤】

 もう一つの理由は、キリスト教の内部抗争と関係があったのです。
ローマ帝国内でキリスト教が勢力を伸ばしている中で、「なにが正当な教えか」という争いが起こります。いわゆる主導権争いですね。『異端』とされた教派のほとんどは、迫害・弾圧されたり追放されたのです。

 西暦5世紀、そのような教派の一つに、ネストリウス派(景教)という一派がありました。彼らは東の地へ追放される際に、多くのギリシャ語著作も携えていきます。西暦7世紀になりますと、イスラム教が勢力を拡大してきます。それらイスラム・アラビア人に征服されたネストリウス派は、自分たちの持ち込んだギリシャ語の文書をアラビア語に訳し、伝えていくのでした。ギリシャ医学や多くの化学実験も伝えられましたので、アラビア人の学者たちはそれを元にさらに発展を進めていくことができたのです。そして、その著作のほとんどは、すでに西欧では失われた知識でもあったのです。
(続く)
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