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船での旅は命がけ!? (2)

イキナリコレカヨ…一喝されたΣ( ̄□ ̄;)

本当になんなのよ、この人は!!
ルクレッツィア・ロッソは心の奥底から、ダビンチ氏が異端審問にかけられる日を心待ちにしています(≧∇≦)ノ

イヒ♪
さて、江戸時代は、旅行自体が命がけでした。
旅に出る人は、家族と別れの儀式を済ませてから旅に出たそうです。

さて、前回 船での旅は命がけ!? (1)でお話ししたように、当時は穀物貨客船の旅がもっぱらでした。では、乗客はどんな船旅を送ったのでしょうか。
今日はそんなお話し。
まずは当時使われていた、船はどのくらいの大きさだったのでしょうか。

大小はありますが、だいたい340㌧クラスが平均だったようです。ヘレニズム時代の船が130㌧クラスだったことを考えると、それなりに大きくなっています。
ちなみに、第二次世界大戦の時の駆潜艇(小型の対潜哨戒艇)が、このくらいのサイズですね。かえって、分かりにくいかw

西暦2世紀ころの文献には、アレクサンドリアの穀物輸送船「イシス号」という船が出てきますので、これを参考にもう少し詳しく考えてみましょう。(「イシス(isis)」は、エジプトの大地母神アセトのこと。)
この船は、全長が55㍍、船幅14㍍、船倉の深さは13㍍ありました。
このクラスですと、1000㌧以上の穀物と数百人の人を運ぶことが出来ると想像できます。

さて、前回のシリーズ(航海方法のお話)では、かつては羅針盤もなく視認航海に頼っていたということについてお話ししました。
ですから、地中海においてもっとも船旅に安全なのは5月下旬から9月の半ばまでだったのです。
なぜなら、視界がもっともきいて目印などの見分けが容易だったからですね。
逆に、陸上の目印や太陽・星などが霧や雲に遮られて見にくくなる冬期(11月11日~3月10日)は、ラテン語で“マレ・クラウスム(航海の出来ないとき)"と呼ばれ、軍務や緊急時などのどうしても必要な場合以外は港で待機することが常だったのです。
というか、自殺行為ですな。

たいていの場合、エジプト~イタリア航路の船は、ロードス島などの港を経由しつつ飛び石づたいに航行しました。特に、向かい風が吹いたときなどはその旅は、非常に時間のかかるものとなったはずです。
しかし、イタリアから帰る際は北西の卓越風によって25日程度で帰ってくることが可能でした。

さて、その間 客たちはどのように過ごしたのでしょう。
間違っても、現在の客船のような一等船室などというものはありません。

夜は、折りたたみのテントのようなものを使って甲板で眠りました。
食事も、水しか飲食物は提供されなかったため、自分で食料を持ち込む必要があったのです。場合によっては、船の調理場が船客のために開放されることもありましたが、基本的には食事も寝具も水浴も自分で用意する必要がありました。

そもそも、船にとって一番怖いのが「火事」であることを考えると、そんなに煮炊きが許されたとは考えにくいはずです。
船は燃えているか!?


そんな不便な思いをしても、当時の人が船旅を選んだのはなぜでしょうか。

まずは、移動日数の問題
追い風が吹けば、一日150㌔も進むことが出来ました。
徒歩では、頑張っても20~30㌔がせいぜい。先ほどの航路も行き帰りに150日かかる計算になります。

第二に安上がりだったということ。
それに、歩かなくて良いので体力的にも楽だったわけです。

3番目には安全の問題。
もちろん、事故や海賊の危険がありましたが、それでも一般の旅人にとって陸路よりはましだったのです。
例えば、ローマ時代の文献を見るとこのようなことがあったようですよ。
「冬になると村人総出で山賊になる村」や、「泊まり客を毒殺して金品を奪う宿屋」、「オオカミの出る街道」などなど…

それに比べると、軍船が通商路を警備する船旅は幾分ましだったのかもしれません。
もっとも、船員が金品を奪って客を海に投げ込むという逸話も残っておりますが…
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