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船での旅は命がけ!? (1)

のんびりと豪華客船で世界一周クルーズ…そんな、優雅な船の旅は魅力ですね。
船の断面図…って、張りぼてカヨw

日本で有名な、豪華客船は「飛鳥(JPBG)」でしょうか。
来年は旧「クリスタル・ハーモニー」が「飛鳥Ⅱ」として就航することもあり、大人気なようですね。

他にも、エリザベス女王が命名した「QUEEN ELIZABETH 2(GBTT)」
史上最大の名を持ち、建造費に5億㌦を費やした「GRAND PRINCESS(ELVG9)」
海運国オランダの威信「ROTTERDAM VI(PDGS)」など、巨大かつ豪華な客船をあげるとその紹介だけでこの記事はいっぱいになってしまいます。

しかし、旅客機が今のように定着したここ数十年前まで、旅と言えばもっぱら船での移動の事だったのです。
■帝政ローマ時代の船旅■

 帝政ローマというと、今から約2000年前くらいからの事ですが、当時は「客船」というものはありませんでした。その代わりといっては何ですが、貨物船なら腐るほど(いや、腐りはしないんですがね)多くあったのです。

 なぜかというと、当時のローマが100万人の人口を擁する大都市だったから。もちろんこれだけの人たちの腹を満たすためには、食料を自給することは不可能でした。
穀物にして、年間20~40万㌧という莫大な量の食料を、近くはシラクサ、遠くは北アフリカやエジプトから輸送するためには、海上輸送網および数千隻単位の商船団が必要だったのです。

そして、その海上輸送網は富裕な人々のために、いろいろな嗜好品をも集めてきます。
例えば…
 レバノンからは、名高いレバノン杉などの材木。これは、高級家具や建材として用いられました。
 ローマ社会で欠かせない葡萄酒は、スミルナやオリエント地方から。
 ダマスカスからナッツやピスタチオナツメヤシはパレスチナ。
 貴族の証のトーガに必要な、紫布(誰かさんの好きな貝紫♪)は、ティルスやシドン、
 染料はテアテラ、といった具合です。

つまり、現在の日本と同じように「海上交通路(sea lane)」の停止が、即 国の存亡に関わってきたわけですね。
ただでさえ、海賊の横行する地中海。そのため、ローマは海賊対策に力を入れます。
たとえば、ユリウス・カエサルは海賊に人質になっていたことがありましたし、彼と覇を競ったポンペイウスは海賊退治で名をはせた人でした。

さて、話を戻しましょう。
そういった商船団はたいていの場合、ギリシャ人やフェニキア人、シリア人が所有していました。古代より海洋航海民族として知られていた人たちです。それらの人たちが、商船の管理や船員の雇用を行い、政府に貸し出しました
なにせ、税の徴収でさえ民間に任せる「小さな政府」のローマですから、自分たちでわざわざ面倒な仕事を組織するよりも既存の組織を借り上げたのです。

このような貨物船は、穀物を輸送するついでに客を乗せたのでした。いわゆる「貨客船」だったのです。

では、当時の船旅の様子についてはまた次回。
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豪華客船「クリスタル・ハーモニー」、日本マーケットへ投入

豪華客船「クリスタル・ハーモニー」

  • Fuyuu Japan
  • 2005.12.10 13:54

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