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砂糖帝国へようこそ (15)

 どうも、ご無沙汰しておりました。
のび~


 おかげさまで無事ウルトラクイズも終わりましたよ。
連日遅くまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
クイズ大会、おつかれさまでした

まぁ、普通にレポートするのはうちらしくないので、次回より問題の解説などしながらレビューでもしようかと思っております。またお付き合いくださいませ。


というわけで、砂糖帝国最終話でございます!!

ナッサウ伯ヨハン・マウリッツ(当然のようにWIKIから無断借用)

 さて、このナッサウ伯ヨハン・マウリッツという方。オランダ西インド会社より、ニーウ・ホラント開発の責任者として派遣されます。彼が赴任して最初にやったこと、それがレシフェと向かい合わせにあるアントニオ・バス島に『マウリシア』という市街地を建設することでした。

 レシフェの街は一言で言えば、「水の上に浮かぶ街」。
実際、この街をヴェネチアに例える人もいます。なにしろこの街は、現在でも70近くの運河がながれており、そこに架かる橋は主なものだけで40を越えるとされています。
しかし、ナッサウ伯が赴任した当時、人々は船で行き来をしていました。彼は、レシフェ発展のためには円滑な交通が不可欠と考え、橋の建設計画を進めます。こうして、マウリシアという新たな土地を得たレシフェはさらなる発展を続けていったのでした。

 このナッサウ伯は、イベンテーターとしての能力も兼ね備えていたようです。例えば、新たな都市建設にかかる費用を集めるのに『増税』という方法をとるのではなく、イベントを開催してその入場料でまかなったり。税が低ければ、商人たちがやってきます。レシフェには多くの国から商人たちがやってきて、非常に活気溢れる街となりました。

 また彼の政策は、宗教的にも寛容なものでしたから、ヨーロッパで迫害されていたユダヤ人難民や投資家たちもこの町へと流れ込んだのです。

 ナッサウ伯の理想は「天下に比類のない美しい街」をこのブラジルに建てることであり、その理想は着実に完成へと向かっていたのです。
 ところが、ネーデル本国の上層部は、残念なことに彼と同じ理想をもっていませんでした。
特に西インド会社の株主たちは、遠い南米の都市が発展することより、短期間で利益を上げて自分たちに還元されることのほうが重要だったのです。

 こういった経緯もあって、本社経営陣と意見が合わなくなったナッサウ伯は半ば追われるようにして辞任することになります。彼が心血を注いで建設を進めたレシフェ開発は、1644年5月に彼の帰国で幕を閉じることになります。

 ナッサウ伯という原動力を失ったオランダ領ブラジルは、この後衰退の一歩をたどります。需要と供給のバランスが崩れたために起きた佐藤の値崩れ、そこに西インド会社本社の莫大な債務、農園の反乱などの要素が加わり、オランダは南米の植民地経営を断念します。彼らは、サトウキビ栽培のノウハウを持って、カリブ海アンティル諸島に移り、そこで大規模な砂糖生産を始めました。

 本国も回復、そしてブラジル奪還に成功したポルトガルでしたが、その時にはすでに砂糖交易はポルトガルの独占市場ではなくなってしまったのです。

(「シリーズ 砂糖帝国へようこそ」おしまい)
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