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砂糖帝国へようこそ (4)

アフリカでの出来事
気は確かかって…

なんていうか…なんでそこまでコケにされないといけないの?

なんかキレられてるし

べ、別にナメてないんですが…
つうか、酒場の親父!!!
コイツ、花のことなんか知らないって言ってるじゃないかよっ!!

 サトウキビがなぜかイベリア半島に上陸!!
その答えはイスパニアの歴史を調べれば分かるに違いない。
前回のコラムはこちら

 スペインにおけるサトウキビ栽培の歴史を語るには、イスラム王朝の歴史についても語らねばなりません。

 西暦661年、ダマスカス(現在のシリアの首都)を支配していたムアウィヤーがカリフ、つまりイスラム国家の最高権威者として即位します。これがイスラム史上最初の世襲によるイスラム王朝となる、ウマイヤ朝の誕生でした。
しかしこのウマイヤ朝も、それから100年ほどたった西暦750年に同じくイスラム世襲王朝であったアッバース朝との勢力争いに負けて最後のカリフも戦死。ここにウマイヤ朝の歴史も幕を下ろすことになります。
ここで登場するのが、アブド・アッラフマーン1世という名の一人の王族です。後に『クライシュの鷹』として勇名をはせることになる彼でしたが、この戦いの時は19歳。彼に出来たのは臣下に守られて、命からがら西へと逃れることだけでした。アフリカ大陸を横断する形でモロッコまで逃げ延びた彼らが新天地として目をつけたのは、アフリカからジブラルタル海峡を挟んだイベリア半島だったのです。西暦756年、コルドバを首都とする後ウマイヤ朝(こう-うまいやちょう)がここに生まれることになりました。

 話を砂糖交易に戻すことにしましょう。
インドの特産物であった砂糖が高値で売買されることに気がついたアラブ商人たちは、サトウキビをエジプトやペルシャに移植していきました。そして、同じイスラム国でもあったイベリア半島にも伝わっていったのです。もちろん、砂糖の魅力にとりつかれたのはアラビア人だけではありません。
例えば中国では、サトウキビの栽培や精糖法を学ぶために技術者が派遣されたというものや、貢ぎ物として砂糖が献上されたという記録も残っています。また時代は多少進みますが、マルコ・ポーロも中国において用いられていたサトウキビの圧搾用機械についてその冒険記の中で書き残してもいます。

 このようにイスラム社会、北アフリカを含めた地中海周辺諸国では知られてきていたにもかかわらず、未だ西ヨーロッパでは砂糖は未知の産物でした。西ヨーロッパ諸国に砂糖が知られるようになったのは11世紀のこと。十字軍の時代だったのです。
(続く)
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2006.10.13 Fri 16:48  |  お詫び

記事投稿時にFC2のサーバとの更新が絶たれてしまいました。アップの後にブログを確認してみますと、なぜか下書きモードでアップされております。
そのためDOLTBにPing発信したものの、記事が表示されない状態になってしまい、多くの方々に無駄足を踏ませる結果となってしまいました。

その後も、記事に誤字を発見したため訂正しアップされたことを確認したにもかかわらず、先ほど再確認するとなぜか下書きモードで非表示に…。
不手際があったこと重ね重ねお詫びいたします。

予約投稿はともかく、あんまり新機能いらないから…。
とにかく信頼して使えるようにしていただきたいと思います、ホント。

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