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土用の丑の日記念 トマ、トマ、トマ、トマト (2)

今日のゴミ当番
酒場の噂
【ゴミはゴミ箱に!】


 皆様、いかがお過ごしでしょうか。
暑い日が続きますと、もうぐったりですよね。クーラーに慣れた体には、外の暑さが堪えます。

そんなときにはさっぱりとしたものを食べたくなりますよね。じゃ、きょうのご飯はトマトにしましょう!
イタリアでは「ポモドーロ(黄金のリンゴ)」
フランスでは「ポム・ダムール(愛のリンゴ)」
イギリスでは「ラブ・アップル(愛のリンゴ)」
日本では「唐柿

 これらはすべてトマトを表す言葉です。
リンゴ科でもないのにリンゴの名が付いているのは、昔からヨーロッパでは値打ちの高い果物や野菜を「リンゴ」と呼ぶ習慣があったからだそうです。
ヨーロッパに渡ってきたトマトは人気のある商品でした。しかしそれはもっぱら食用ではなく、観賞用としてだったのです。

 その理由の一つは、ヨーロッパの植物学者たちがトマトをナス科の植物として分類したことでした。実は、ナス科の植物の中にはベラドンナという植物があります。このベラドンナは、アルカロイド系アトロピンを含んでおり、食べれば中毒症状をおこす毒草でした。このようにナス科の植物には毒草が多いため人々は、トマトも毒草の一種だろうと考えたようです。
ベラドンナ

 含まれるアトロピンにより幻覚作用などが得られることから、妖術師などがトランス状態に入る際に用いられたといわれている。毒物研究学者ヨハン・ヴァイエルはベラドンナの薬効についてこう述べている。
「芝居、美しい庭園、饗宴、美麗な装飾や衣装、立派な青年、国王、奉行など、すべて彼らを喜ばせ、自分も楽しいというものが見え、一方悪魔、大鴉、牢獄、廃墟などの呵責の種が見られる。すなわち、これらが悪魔の原因となるのである。」
またトマトの葉が強いにおいを発しており、有毒であるということもこの噂に拍車をかける要素となります。
 もうひとつの大きな理由は、一部の薬草医が、トマトには『性欲促進作用がある』と唱えたことでした。つまり、いわゆる『媚薬』の一種であろうと考えられていたのです。英語やフランス語でトマトを表すのに「愛」という言葉が用いられているのはそのためです。

 こうした数々の誤解は、それからも長く続きます。特に、北米では19世紀にはいるまでトマトは敬遠され続けていました。記録に残っているトマトに関しての感想にはこのようなものがあります。一部をご紹介しましょう。

「トマトは見た目が実にいやなので、よほど空腹でもなければ食べてみようとは思わない。(アメリカ人の庭師)」
「酸っぱい匂いのするゴミ(アメリカ・ペンシルバニア州に住む人)」
「臭い匂いのする金色のリンゴ(英国の園芸家)」


それにしても、ヒドイいわれようですね(w;
 イタリアでは、比較的早く17世紀のはじめには既に人気のある食材となっていました。しかし、彼らも最初からトマトの魅力にひかれていたわけではありません。イタリア人がトマトを食べ始めたのは一説によると、飢饉のため食べるものがなく、しかたがなく食べはじめたといわれています。
 しかし、それから大ブーム。たぶん、イタリアの気候がトマト栽培に適していたため、新鮮なトマトが安価で手にはいるようになったことが人気の利用の一つでしょう。こうして、トマトはイタリア料理の欠かせないパートナーとなったのでした。

 さて、トマトはいったい「野菜」なのでしょうか、それとも「果物」なのでしょうか。次回はそのことについてお話ししましょう。
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