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土用の丑の日記念 「諸人こぞりて、ウナスを喰らふ」

 こんな本を見つけました(じゃーん


古代エジプトでウナギが「神」として崇拝されていた。 w(°o°)wおおお!!!!
スペインではクリスマス・イブに必ずウナギ料理を食べる理由。 q(°O°)pほぉぉぉ!!
巻末に世界の鰻料理のレシピも収録した、ウナギ大好き日本人必読の書。 ( ̄ー+ ̄)買いかな?

近いうちに買ってみようかと思いますw 
 鰻料理といえば『蒲焼き』。
 そのくらいポピュラーな鰻料理なわけですが、日本人が鰻を食べてきた歴史に比べると、まだまだ歴史が浅いようです。
 歴史小説家の池波正太郎といえば、ひじょうに食いしん坊なことで有名な方でした。そのせいもあって、池波先生の作品(たとえば、鬼平犯科帳や藤枝梅安シリーズなど)には、多くの江戸料理が出てきます。もちろん、鰻も出てきますよ。
例えば、火付盗賊改長官の長谷川平蔵が活躍する「鬼平犯科帳」のなかでは、鰻についてこんな説明がありました。要約しますと、
 昔は、鰻も丸焼きにしたものに豆油(たまり)やら山椒味噌やらを塗りつけただけのものを屋台などで辻売りしていた。どちらかというと鰻は下魚で、食べるのも河岸などで労働する人が「精をつける」ために食べるものだった。
 しかし、近年では鰻を丸のままでなく、背開きにして食べよいように切ったのへ串を打ち、これを蒸銅壺にならべて蒸し、あぶらをぬいてやわらかくしたのを今度はタレをつけて焼きあげるという、手のこんだ料理になってきた。
そのため、身分の高い武士もお忍びでやって来て食べるようになったという。

この物語の舞台になっているのは、江戸時代の中期(延享から寛政:1744~1801年)頃のことです。丁度このころというのは、江戸の食文化やその他の文化が大きく変化しようとしていたときだったと言われています。
もっとも蒲焼きのスタイルが定着するのは、江戸中期の中頃であったといわれておりますから、鬼平の時代よりもう少し先となりますが。

 有名な話としては、関西と関東では鰻の割き方が違うというのもあるでしょう。一般に、お腹から割くのは関西、逆に背中から開くのは関東といわれております。これは、武士の多い関東・江戸では切腹を思い起こさせるというのが理由になっているようです。
江戸時代には今の浜名湖のあたりに、「今切りの渡し」という交通の要衝がありました。鰻の割き方も、この辺りが境になって東と西の違いとなっています。
 鰻を食するのは日本人だけではありません。
 昨日の記事でも、ギリシャのアリストテレスが鰻を食べてたという事をお話ししましたが、ほかにも古代ローマなどでも食べられていたことが知られています。

 私事で恐縮なのですが、ルクレの中の人は2年ほどイタリアに住んでいたことがありました。で、たまに市場に行くとデスネ、いるんですよまるまんまの∈(゚◎゚)∋がw

じゃイタリアでは、どうやって食べるかと言いますと…
まず、料理用ハサミでブツブツとぶった切ります。基本的に魚に包丁は使いません、はさみですw
切ったウナギを鍋にぶち込みます。赤ワインとかホールトマトや乾燥トマト(トマトに塩したものを天日で干したもの。夏の終わりに作ります。日本の漬け物のような感じでしょうか)、タマネギとかも適当に突っ込みます。あ、ポルチーニなどのキノコを入れたりするのもアリです♪
あとは、ぐつぐつと煮ます。以上。
「ウナギにトマト…ウェ」とか思うでしょ?
ところがどっこい、これが結構合うんです。一度おためしあれw
一応、日本に帰ってきてからやってみようと思ったのですが、まるまんまのウナギなんて滅多に売ってない。それに日本のウナギとはちょっと違うみたいなのでチャレンジできていません。残念w

 他のヨーロッパのウナギ食文化もいろいろありますよ。ということでちょっと調べてみました。
例えば、ドイツではウナギの薫製があるとか。ウナギの薫製…全然想像がつきませんねw

日本と並んでウナギ好きの国民といえば、何を隠そうイスパニャン! そういえば、りぴちゃんもイスパ人でしたねw
イスパ語では「アンギーラ(Anguille)」とよばれていますが、ウナギの稚魚をよく食べるそうです。いわゆるシラスウナギのことですね。で、これをオリーブオイルやガーリックでサッと炒める…なんかお酒が欲しくなりそうですw

面白い行事も見つけました。
それは、北欧はスウェーデンの南部スコーネ地方に伝わるという、由緒正しいその名も「ウナギ祭り」
このお祭りでは、12種類(!)もの方法で料理されたウナギに舌鼓をうちながら、みんなでわいわい楽しむそうです。そのメインイベントはなんと「ウナギのつかみ取り」!!
樽に入った生きたウナギを素手でつかみとり、もっとも多くとった人には「ウナギ王」の称号が与えられるそうですwww

ウナギは世界を救う! …カモネ?
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Comment

2006.07.16 Sun 09:50  |  

「池波正太郎は、若い頃の丁稚経験から、市井と人々の生活を描くのが上手い」と、何かの解説本で読みましたが、食に関しても自らの経験が生かされていたとは・・・知らなかったなあ。

欧州の鰻料理は、トマト煮込みなんですね。 
日本と比べると「さっぱり系」のイメージが浮かびます。

  • #3un.pJ2M
  • uni
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2006.07.16 Sun 10:36  |  

魚とトマトは相性いいですよねえ。ただ、日本の生食用のトマトでは向かないかも? トマト一つとってもだいぶ変わった味になりますので、トマトの種類はものすごーく重要です。 
ちなみにウナギが丸のまま売られていないかですが、ウナギにはイクシオトキシンという毒が血中(たしか血中・・・頭の部分が一番多かった記憶もあるのですが、あいまい^^;)にあるため、家庭で調理するのには向かないからです。熱を通せばなくなるのですが、日本の家庭の場合、包丁で料理するので、その包丁に血がついたりまな板に血が付着して、それを別の料理のさいにそのまま口に入れてしまうと・・・中毒になるからです。
魚を鋏でなべの上で切って、そのまま落とす調理が一般的だったら、お店で売られていたと思います。でもそれだと蒲焼が誕生しなかったかもですが。
料理の話題にはクビを突っ込みます!<完全に趣味

  • #mQop/nM.
  • 鉄刀木@会社
  • URL
  • Edit

2006.07.16 Sun 13:19  |  uniさん>

池波先生は食に関するエッセーも色々書いておられます。そちらも結構面白い作品ですよ。

ただ、池波作品の唯一の欠点はというと…
よんでいるうちにお腹が空いてくる!ということだと思いますw
夜寝る前に、ちょっと読んでるとお腹が…。

  • #-
  • Lucrezia Rosso
  • URL

2006.07.16 Sun 13:51  |  鉄刀木さん>

まずはお仕事お疲れ様w

ウナギに毒があるというのはきいたことあったけど、血に含まれてるのかぁ…知りませんでした。

そうですねぇ。
イタリアのトマトは日本のトマトより味が濃いです。もともとトマトはナスビ科の植物だけど、ナスビみたいにぷくっとしてるのが売ってました。やっぱり、トマトソースはあのトマトじゃないと!!

ということで明日はイタリアのトマトの話をw

  • #-
  • Lucrezia Rosso(管理人)
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