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遺跡は誰のもの (前編)

おはようございます。
えっと、風邪の方は熱も下がっていただきました。
そんなこんなで、「もう寝れないよ…」てなかんじでインしたりしております。

今回は3日とも大海戦参加できそうです。まぁ、戦力にはならないんですがねw

 さて、そんな体調なので今日は短いコラムを一つということでご勘弁を。
『世界遺産』という考え方(前編)


 紀元前500年頃、ギリシャの歴史家ヘロドトスは『歴史』と題する一冊の書物を書き表しました。その中で、ヘロドトスはエジプトについて「エジプトは、ナイル(川)の賜物である」と述べました。古来から、土地を潤し、河口のデルタ地域を形成し、氾濫期には肥沃な土壌を上流から運んでくるナイル川があってこそ、エジプト文明が発展してきたとも言われるほどでした。

 ところが、近代になって状況が変わってきたのです。
主産業が農業から工業に移り、また人口が増えてくると、「毎年のように川が氾濫されては、いいかげんたまったものではない」という事になったのでした。そう考えたエジプト政府は、1960年代にナイル川に大規模なダムを建設することを計画します。これが、巨大ダム アスワン(ハイ)ダムだったのです。なお、このダムでせき止められた水は、ナセル湖という人造湖に蓄えられ、貯水・漁業・発電に使われる事になっていました。
 しかし、ここで大変な問題が発生しました。
もし、この計画をそのまま進めるとしたら、アブシンベル神殿フィラエ島神殿を含む遺跡群(ヌビア遺跡:Nubian Monuments from Abu Simbel to Philae)が湖の下に沈んでしまうのです!!

 国際連合教育科学文化機関(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization:ユネスコ)が音頭をとって、『ヌビア水没遺跡救済キャンペーン』がスタートしました。世界の国々の協力を得て、遺跡を分割し移築するという大プロジェクトは、アブシンベル神殿が1968年に、フィラエ神殿が1980年に、それぞれ移築が完了し成功に終わったのです。

Abu Simbel


 この、『ヌビア遺跡水没事件(未遂)』は世界中の人々に一つの疑問を投げかけました。

 人類がいままでの歴史において積み重ねてきた、重要な遺跡や貴重な自然は、一部の勢力や国の持ち物なのでしょうか…
 それらは私たちが預かっているだけで、子供や孫やその子孫に引き継いでいかなければならない、貴重な財産なのではないだろうか…

 こうして考え出されたのが、『世界遺産』という考え方だったのです。
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