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【騎士物語】巡礼旅行と騎士たち(13)

今日はとくに書くこともなく…w

なので、本編をどうぞです。
「ライバル達の嫉妬」

 十字軍ブームも終わって、イスラームとの大規模な戦闘もなくなって、、、そうすると、「何でこやつら、こんなにでかい顔してるんだ?」と言いたくなりますわね。
 ましてや、テンプル騎士団には、教皇猊下からのお墨付きがありますから、いろいろな優遇が受けられたり、税金を支払わなくても良かったのです。
同じような業者からみれば、ばりばり不公平感という感じだったのでしょう。

「騎士団自体の質の低下」

 テンプル騎士団には、『総長(グランド・マスター)』と呼ばれる終身の最高責任者がおり、各国には『管区長(マスター)』と呼ばれる責任者が各支部の運営を行っていました。

 騎士団の構成は、東方の地で直接戦闘に参加する『戦闘部隊』と、資産の運用や西側諸国から援助を受け持つ『後方支援部隊』、そして修道会としての役割を担う『修道部門』に大きく分けることが出来ます。

まず、騎士団の中核となる戦闘部隊。
貴族出身者からなる『上級騎士』、そしてそれ以外の階層からなる『下級騎士』達が、戦闘部隊を構成していました。騎士には、『従士(ミニステリアーレ)』と呼ばれる、世話役たちが10名ほどおりこれも戦力として数えられます。

ちょっと脇にそれますが、『ミニステリアーレ』と言う語は、元来は主君である騎士に従って戦闘に参加する『下級騎士』、戦闘中の武器の交換から身の回りの世話を行う(重装騎兵は、一度鎧を着てしまうと、自分一人では起きあがることも出来ないため)ための『武具持ち(または従卒【スクエア】)』や『小姓(見習い【ぺージ】)』、主人のいない間に所領で留守番を行う『家令(家人)』など様々な人々を表す語です。だから、本当は『下級騎士』と訳すのは、適切でない気もしますが、特に良い訳語もないんでそのまま使います。

要は、「上級騎士と呼ばれる、重装備の騎士」と「軽装備で、戦闘の補助を果たす下級騎士という人たち」がいたと理解していればOKかな。

もちろん、騎士達の全員が戦地に赴いていたわけではなく、本国で領地の統治を行ったり、運営や防衛に携わる人々もいました。

 さて、この人達が『戦闘員』だとしたら、ロジスティックを受け持つのが修道士達。彼らの仕事は、非常に多岐にわたります。

例えば、
【医者】
聖地巡礼者たちの怪我や病気の治療に当たったり、軍医として戦地に赴く人々。

【研究員】
兵器や武具の開発、冶金術や錬金術、薬草学の研究を行う人々。中世においては、修道院が現在の大学の役割を果たしていた。

【事務職】
騎士団の資産の運用や、運営に必要な事務処理を行う人々。
資産はそのままでは目減りする一方なので、投資や貸し付けを行って、その利鞘を稼いだり、各地の産物の交易を行って資金を稼いでいた。

【司祭】
キリスト教主体の騎士団である以上、礼拝や典礼を行わなければならない。また布教活動や、教会施設の運営を行っていたのもこの人達。
などの人々が、後方支援部隊として活動していました。


 時たつうちに、純粋な戦闘集団であったはずのテンプル騎士団にも変化が生じてきます。戦闘がメインでなくなったために、どちらかというと後方支援部隊のほうが大きくなってきたのでした。
戦わなくても食べていけるようになった軍隊ほど、戦闘の質が落ちていくものはありません。そこには、かつて『最強の騎士団』として、有名をとどろかせた面影は残っていませんでした。

 さらに、運が悪いことに敵側であるイスラーム勢力の方に『英雄』が登場してしまったのです。彼の名は、サラーフ=アッディーン。後に、英雄サラディンと呼ばれる方です。

当時のテンプル騎士団の総長はジェラール・ド・リデフォールでしたが、彼はサラディンとの戦闘に敗北してしまうだけではなく、捕虜になってしまったのです。そして、解放されたものの、再び捕虜となって斬首されるという、大失態もおかしてしまったのでした。
これがなぜ大失態だったのか。
上級騎士達は、「戦死すれば、天国へ行くことが保障される」ことを信じ、「決して降伏しないこと」を入会の際に誓っていたと言われています。ところが、事もあろうに最高責任者である総長自らその禁を破ってしまった、これは一大スキャンダルだったのです。
(続く)

Scrivano;
Lucrezia Rosso
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