スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【騎士物語】巡礼旅行と騎士たち(10)

「カリブ・サントドミンゴの酒場娘の名前は?」
と尋ねられたら、皆さんはすぐに答えられますか?

私は、なかなか思いつきませんでした。
「えっとぉ・・・なんか3文字で・・・ラついてったっけかな? いやワもあったかも・・・」

ルクレの答え:
「ヌワラ」!!(でーんっ)


正解は、「ワイラ」でした。
近いような、遠いような…


って、性別違うじゃんよ!!! (。ぺ)ペッ


 さて、本日のお話は盛者必衰の理。
あれだけの権勢を誇っていた、テンプル騎士団にも終わりの時がやってきました。そう。それは突然にやって来たのです。

(本日の講義では、マルセイユ冒険者ギルドで受けられる「騎士団の運命」クエストの情報が出てきます。あらかじめご了承ください。)
 1307年10月13日、この日は金曜日でした。テンプル騎士団の終わりは突如としてやって来たのです。
フランス全土のテンプル騎士団員が、一斉に逮捕されました。容疑は、悪魔崇拝から半キリストの企て、はては男色(ホモ)にいたるありとあらゆる「異端」の罪だったのです。
1.jpg

総長(最高指導者)のジャック・ド・モレら4人の幹部は、シテ島にある刑場で生きたまま火あぶりにされました。こうして、最大の根拠地であったフランスでの活動が禁じられたテンプル騎士団は、かつてほどの権勢を取り戻すことはなかったのです。
 さて、なぜこんな悲劇が彼らを襲ったのでしょうか。

 この当時、フランス国王はフィリップ4世でした。
この王様、よく言えば「国王への中央集権をすすめた(絶対王政)、悪く言えば「権力でも金でも、どん欲に自分のものにしたがる」王様だったのです。
北のフランドル地方(フランダース:今のオランダとかベルギーとか)が豊かだと聞けば、ちょっかいを出して自分のものにしようとしたり。南のナバラ地方(スペインの上の方)や、シャンパーニュ地方を手に入れるために、政略結婚をして、奥さんを毒殺しちゃったり(という噂)。
 もちろん戦争したりするためにはお金がかかります。最初のうちは借金をしていたのですが、それだと利息とかもったいないじゃないですか!「それなら、ある所から資金をもらおうじゃない」と考えたフィリップ4世は、「ある所」つまり教会に課税をはじめます。
ところが、教会というのは俗界、つまり一般の政治権力に従うものではなくて、教皇にのみ従うものとされていました。さらにフランス王が、「教皇なんぞに金を払うのはもったいない。今後、ローマ教皇には献上金はびた一文払わん」とまで言い始めます。
当たり前ですが、ローマ教皇はかんかん。ましてや、このときのローマ教皇は「教皇に権力を集中させよう(教皇至上主義)と考えるボニファティウス8世。当然、この二人は激しくぶつかるのでした。

 で、フランス王のほうは「ローマ教皇は狂ってる。ヤツに教皇の資格はない!」と主張。その意見に賛同させるために、三部会という議会まで作って教皇非難の運動を始めます。これに対して教皇はフランス王を破門

なんといいますか、某相撲一家の争い+相撲協会なみにドロドロしてきたこの争いでしたが、突如終わりを迎えます。キレたフランス国王がイタリアに軍隊を派遣、ローマ教皇を逮捕させるという暴挙に出たのでした(アナーニ事件)。辛くも逃れたボニファティウス8世でしたが、やはり68歳のおじいちゃん。あまりのショックに3週間後、突然死んでしまいました(ー人ー)
小うるさい邪魔者がいなくなったと喜んだフランス王は、新教皇にクレメンス5世をたて自分の傀儡にします。ついでに「教会に言うことを聞かせるためには、自分の近くにおいて監視せねば」と考え、教皇庁をローマからフランスのアヴィニョンに移転させるのでした。
こうして70年にわたる『教皇のアヴィニョン捕囚』が始まるのです(もちろん『ユダヤ人のバビロン捕囚』になぞらえて、つけられた名前です)。

2.jpg
上記の歌は、アヴィニョンにある『サン・ベネゼ橋』を唄ったものだ。
ところが、この橋にはいささか問題が。
なんと、普通に渡っていても、落ちて流される人がいたというほど危険な橋だった。その上、大雨が降るたびに川は氾濫し、橋そのものが流されることも度々あったという。
最初のうちは、きちんとかけ直していたのだが、17世紀にはいると面倒になったのか、金がなくなったのか(たぶん、こっちが大きいw)掛け替えを断念。現在では22の橋脚のうち4つが残っているのみ。
「橋の上で~ 踊ろ~よ 踊ろ~よ♪」と言われても、正直
ご免被りたい!!

 こうして、教会勢力に勝利したフィリップ4世。「まだ足りない!」といわんばかりに、次の標的、「金のあるところ」を探し始めるのでした。
(続く)

Scrivano;
Lucrezia Rosso
スポンサーサイト

Comment

2006.05.24 Wed 20:51  |  テンプル騎士団!

ダ・ヴィンチ・コード*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!
なんてやりながら
ダメです先生、冒頭のヌワラに、はまってしまって笑いが止まりませんwwwww

  • #8.1uDoBg
  • りp
  • URL
  • Edit

2006.05.26 Fri 08:05  |  りぴす>

モウネ、自分でも間違いに気がついたときおかしくてw

そういえば、「サワラ」って魚もいたよね(ダカラドウシタ)

  • #-
  • Lucrezia Rosso(管理人)
  • URL
(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

Trackback

URL
http://popoloerrante.blog26.fc2.com/tb.php/204-815c99fd
この記事にトラックバック(FC2Blog User)

FC2カウンター

プロフィール

ルクレッツァ・ロッソ

Author:ルクレッツァ・ロッソ


  • 管理者ページ


  • 映像資料室(FLASH倉庫)

    ◆Lucrezia Rosso

    所属商会記録:オトナの商会@アムスてるダム(現)
    アストレア@ヴェネツィア
    猫教団@セビリア
    世界の船窓から@マルセイユ
    たまごのしろ@ナポリ
    いらん子@セビリア

    ◆オペル・ベクトラ

    得意スキルは誤字&誤爆
     (両方 完スト達成!)


    リンクはフリーでございます。こんなブログですが、お気に召していただければ、是非ともお願いいたします。
    また、コメントを残してくださると中の人共々喜びますし、こちらからもビシッとリンクさせていただきます♪

    お約束

    このホームページに掲載している『大航海時代 Online』の画像は、『大航海時代 Online』公式サイトにおいて使用許諾が明示されているもの、もしくは『大航海時代 Online』の有効なアカウントをお持ちのユーザーのみに株式会社コーエーが使用許諾を行ったものです。

    (C)2005 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.

    最近の記事

    カテゴリー

    ブログリスト

    BLOG PEOPLE

    ブログ検索

    リンク

    このブログをリンクに追加する

    全ての記事を表示する

    Copyright © ルクレッツァ・ロッソ
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。