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『白い金』~陶磁器の話~ (後編)

今日は寒かったです。。。

え?大海戦?
ナニソレ??
 現在、商会体験入会中です。
えっと、セビリア商館(何番かは忘れました、テヘッ)の 「いらん子」さんにお世話になっています。というか、なんかメンツに見覚えががががあ

入会の時、間違えてリスボンに行ったのは内緒ですテヘッ
 錬金術師のヨハン・フリードリッヒ・ベトガーが、西欧初の白磁制作に成功した20年後、イタリアの地で「マイセンなにするものぞ!」と対抗心を燃やしていたのが、トスカーナ大公国の侯爵 カルロ・ジノリでした。

 かつてはフィレンツェ共和国と呼ばれて、かのメディチ家の支配を受けていたこの地は、金融や商業、そして文化の中心地でもあったのです。
(c)Wikipedia
【現在のトスカーナ地方】

 イタリアといえば、ヴェネツィア・ムラーノ島に代表されるように、ガラス工芸で有名な土地。しかし、製陶技術という面では若干遅れをとっておりました。

「文化都市」の名誉にかけても、人々の賞賛を受ける陶磁器を造り出さねばならない。
そう考えたジノリ侯爵は、白磁の製陶研究に乗り出します。
自身も鉱物学の研究家であった侯爵自ら、磁器の原料となる土を求めたりという陣頭指揮も相まって、1753年 候の自領ドッチアに窯が完成。こうして、ジノリ(GINORI)ブランドが生まれたのです。
 のちに、ナポリ=リチャード社と合併したため、現在知られているリチャードジノリ(RICHARD-GINORI)と名前が変わりましたが、今でも人気がある作品は昔から変わっていません。

・ベッキオホワイト(VECCHIO WHITE)
 イタリア語では「古き白」の名の通り、装飾は裏のスタンプのみという真っ白な白磁。この美しい白さは「美女の肌のようだ」と形容されることもある。
 あれだ。これでコーヒーとか飲むと茶渋が付きそうで怖いw

・イタリアンフルーツ(ITALIAN FRUITS)
 「ジノリの名前イコールこれ」といわれるほど、有名な作品。白地に様々な果物の絵がちりばめられた、華やかな作品です。もとは、トスカーナにあった貴族が、自分の別荘用にと注文したもの。

・VSOE(ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス)
 『走る豪華ホテル(通称「ブルートレイン」)』、またの名をオリエント急行と呼ばれる列車で使用されるために作られた作品。車体を彩る青と同じ色で絵付けされており、VSOEのロゴが入っている。
 さて、同じ頃にイギリスでも陶磁器の制作をはじめた人がいます。
 王立協会会員の科学者にして、王室陶器士(Potter to Her Majesty)であり、進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの祖父でもあるジョサイア・ウェッジウッド(Josiah Wedgewood)です。
そう、イギリス最大の陶器メーカー「ウェッジウッド・カンパニー」の創設者でした。

 また、1775年には北方のデンマークで、「ロイヤル・コペンハーゲン」が設立。デンマークの植物を丹念に絵付けした名作「フローラ・ダニカ」の名と共に人々に親しまれています。

 こうして、東方の地から伝えられた『陶磁器』が、西洋で新たな命を吹き込まれたのでした。
ちなみに、現在『焼き物』をあらわす“Ceramics(セラミックス)"は、ギリシャ語の「粘土を焼き固めたもの」という意味の単語が語源になっています。

ただ粘土を焼き固めた土器から、美しい工芸品へ。
こうした進化を遂げたのも、人々のたゆまぬ探求心と、美を求める心だったのかもしれませんね。
(おしまい)

ジノリさん所のサイト
ここから、作品が見れます。

Scrivano;
Lucrezia Rosso
 
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