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『白い金』~陶磁器の話~ (前編)

あ、暑い…
ということで、中の人の住んでいる北の某国も一日暑かった…
職場はね、温度管理がしっかりされているので過ごしやすいところのなのですがねぇ。

 しかし、街を歩いていますと、キャミ姿の娘とかもちらほらと。
いやいや、私の家 先週までストーブ焚いていたんですが

 とまぁ、暑さで半分やられていますので、今日の更新はさらっとしたお題でいきま。

 英語で“China"といえば、お隣の国である『中国』を指します。

 同時に、『陶磁器』を指す語でもあることは、皆様ご承知の通り。
なぜ、陶磁器のことが『チャイナ』と呼ばれているかといえば、西欧で使われていた陶磁器の生産地が中国(China)だったため。「中国(Chiana)産の焼き物」が、いつの間にか製品自体を表す言葉になったのですね。
陶磁器

 一言であらわすと、『陶磁器』というのは、「粘土をこねて、形にして、焼いたもの」なわけですが、さらに焼成温度(焼き上げるとき必要な温度)や釉薬(うわぐすり)を使うかどうかなどによって、幾つかの種類に分けられています。焼成温度が低い順に、土器・器(せっき)・陶器・磁器となります。

 特に、陶器(pottery)や磁器(porcelain、ware)には、高度な製陶技術が必要なために、ヨーロッパでは中国や日本からの輸入に頼っていたわけです。白地(白磁)に赤や青で彩色された美しい陶磁器は、「白い金」と呼ばれ、貴族や王宮で珍重されていました。
余談ですが、この陶磁器を船で運搬する際に「緩衝材」として、箱に一緒に詰められたのが「お茶」だったのです。こうして、後にアヘン戦争やアメリカ独立の引き金にもなった、お茶ブームが始まったのでした。

当時、最も有名な産地は、中国の景徳鎮(けいとくちん=Jingdezhen)でした。日本では、『伊万里(有田)焼』の名で知られる備前が名産地。時代が進みますと、瀬戸内の街にも技術が伝えられ、『瀬戸物』なる呼び名が一般的になり、今日にまで続いています。
 西洋の製陶職人にとって、東洋から輸入される「白い金」を自らの手で作り出すことは、かねてよりの夢でした。多くの国で研究が進められ、競って開発に取り組んでいたのです。

 1705年、陶磁器収集マニアとして知られていた、ドイツ・ザクセン王国の選帝候 アウグスト2世は、錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーに、白磁制作の研究を依頼します。
「錬金術師」なんて肩書きが普通に出てくる辺り、ちょっと楽しい時代ですよねw
「史上最小の国家錬金術師」かどうかは知りませんがこのとき、ベドガーは若干19歳。依頼を受けた彼は、ガラス磁器研究家のチルンハウスという人と一緒に共同研究を進めます。そしてそれから4年後、ついに西洋で初めて白磁の制作に成功したのでした。

翌年、「王立ザクセン磁器工場」が建設されます。これが、現在の「国立マイセン磁器製作所」、俗に言うマイセン(Meißen)窯の誕生でした。
(ここら辺の経緯は、 こちらのサイトで見れますよ。
「マイセンの歴史」というコンテンツでは、紙芝居仕立てで見ることが出来て、分かり易い!
…まぁ、今日の記事を書き終わってから知ったんですがw)


 それから20年後、イタリアで「打倒!マイセン!!」を密かに誓う男がいました。
その男の名前を、カルロ・ジノリと申します。
(続く)

Scrivano;
Lucrezia Rosso

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