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イースターって?~中編~ (ショートシリーズ)

おかしい…

ショートシリーズで楽が出来るのはずなのに、前編・中編・後編になってしまったw

オカシイナァ…

(前編はこちら)
 当時ユダヤ方面の総督(皇帝属領長官)の地位にあったのは、ポンティウス・ピラトゥスでした。日本では、ポンテオ・ピラトとして知られています。
 ユダヤ総督は普段は、海港カエサレアに駐在し、騎兵連隊と5つの歩兵隊を旗下において、ユダヤ方面の治安維持に当たっていました。タイミングの良いことにと言うべきか、その総督ピラトが、過ぎこし祭の警備のためにエルサレムに来ていたのです。

 民の反発を恐れた、ユダヤ人の宗教指導者達は、自分たちの手によってイエスを処刑するのではなく、ローマ人達の手を汚させるように画策したのでした。

 しかし、ユダヤ人向けの『神への冒涜』という罪状では、ローマ人に「へぇ」と言われておしまいです。そこで、彼らはローマ人向けには『イエスはローマに対しての反乱・煽動を企てている。税金を払うことを禁じ、自分を王としてローマの皇帝に対抗しているぞ』という、別の容疑で告訴することにしました。この容疑は、属州の事柄には地方自治の精神を当てはめていたローマ人でしたが、こと『帝国への反乱』という容疑には過敏に反応する、彼らの性質を逆手にとったナイスな告発方法だったのです。
 今から50年ほど前の1961年、カエサレアの遺跡で『総督 ポンティウス・ピラトゥスが、皇帝ティベリウスにちなんでティベリェムという名の建物を建てた』と刻まれた石碑が発掘されました。では、ピラトという人はどのような人だったのでしょうか。

 ピラトはその名前から分かるとおり、元老院出身者ではなく、騎士階級(エクイタス)出身で、南イタリアかスペインで生まれたものと考えられています。執政武官として任期を重ねた彼は、西暦26年に皇帝ティベリウスによりユダヤの属州長官に任命されました。

 歴史家ヨセフスやフィロンの著作を見ると、ピラトという人は武張った強硬な人という印象を受けます。
例えば、フィロンは、「ピラトが自分の名と皇帝の名を刻ませた黄金の盾をエルサレムに持ち込んだこと」について記しています。ユダヤ人にとって、偶像崇拝は禁忌中の禁忌でしたから、この事件は大問題になりました。両者が引かなかったため、結局この問題は皇帝に出され、ティベリウスはピラトに「盾をカエサレアに移すように」と勅命を出さなければなりませんでした。
また、歴史家ヨセフスは、ピラトが在職中にエルサレムへの送水路建設に当たって、ユダヤの神殿の財宝を使用したことについて述べています。これによって暴動が生じ、ガリラヤ出身の人々が多数死傷したことも報告されています。

 なににせよ、ピラトにはユダヤ人の風習を尊重するよりは、ローマ人のやり方を押しつけるきらいがあったのかもしれませんね。
 引き出されたイエスを取り調べて、ピラトはどういう決断を下したのでしょうか。
彼は、「私はこの者に有罪の証拠を見いだせない」と述べて、イエスを釈放しようとしたのでした。
(続く)

Scrivano;
Lucrezia Rosso
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