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~Knight of the night(闇夜の騎士)~ 第11章

 昨日やっていたこと。
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 なんかFC2ではAjaxが導入されたようで…それが、本文消えた!などの悲しみのコメント多数。トリアエズ切っておこうw
~第11章 勝ってからが大変だ~


 モースルのアタベク(摂政)であるカルブーカの軍勢を打ち破った十字軍。こうなってくると、もはや彼らに対抗できる軍勢はいなくなってしまいました。
 では、順調にいったのか…。
いえいえ。アメリカのコメディアン、ビル・コズビーは失敗についてこう述べたことがあります。
失敗の法則はこうだ。
すべての人を喜ばせようとすること。

 アンティオキアを手中に収めた軍勢の中で、ある一つの問題が持ち上がりました。それは、だれがこの都市を自分のものにするかということ。

 以前の取り決めでは、占領した領土はビザンティン帝国の皇帝に捧げるという協定が成立していました。しかし、この頼りにならない同盟者は、全くもって協力的ではありませんでした。最初に約束したはずの、食料などの補給も滞りがち。そうなると、皇帝に協力する必要もないではないか、という意見が起こってきたのです。
では、皇帝に捧げる必要の無くなった領土を、誰が得るのがふさわしいのでしょうか。

 南イタリアのノルマン人のリーダであったボエモンが、アンティオキアの支配権を得ようとして運動を起こしました。しかし、他の人々にとっては、それはまったくもって美味しい話ではないわけです。ボエモン一人に得をさせるために、戦ってきたわけではないのですから。

 なんら、妥協点が見いだせぬまま十字軍の進撃は停止してしまいます。その軍勢を襲ったのは、伝染病の大流行でした。
 十字軍の軍勢を襲った伝染病は、兵士達の命を奪っていきます。それだけではありません。この伝染病により、十字軍のとりまとめ役を担っていた教皇使節アデマールも病死してしまったのです。
混乱に拍車がかかり、軍勢としての指揮系統を失った十字軍は、それぞれのリーダーのもと小集団として自分たちの利益を確保することに励むのでした。

 1098年の終わり頃、なかば暴徒と化した十字軍は、シリアの都市マアッラを陥落させます。都市の住民を虐殺し、人肉を食べるという大タブーを起こした軍勢は、もはや『キリストの軍勢』ではありませんでした。
後に、ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェは、「キリスト教は、人類の永遠の汚点である」と酷評したことがあります。十字軍の歴史において、この種の虐殺事件はこの後も続くことになるのです。
 さて、それでも指揮系統を取り戻すことの出来た軍勢は、1099年になって再びエルサレムへと進発します。
 しかし、ボエモンとその仲間達はアンティオキアに残り、この地に『アンティオキア公国』を建国するのでした。

(続く)
Scrivano;
Lucrezia Rosso
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