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太陽と月と暦 ~第六夜~

 公式サイトで、今後のアップデート情報が発表になりましたね。
なかなか盛りだくさんなことで。

それはともかく、「長期予定」にあるEPISODE2ってなんだよw

 グレゴリオ暦の形成に大きな役割を果たしたのが、ロジャー・ベーコンでした。
しかし、多くの「早く生まれすぎた天才」の例に漏れず、彼の生涯の間に正当な評価が得られたわけではなかったのです…
~第六夜 「グレゴリオ暦の名の下に」~

 ガイ・ル・グロス・ド・フールクという枢機卿がいました。
ロジャー・ベーコンの才能を認めていた彼は、ベーコンに「隠れてでも執筆を続けるべきだ!」と励まします。当時、ベーコンは所属していたフランシスコ会の許可がないと、執筆をしてはいけないという処分を受けていたため、彼の才能が埋もれてしまうことを惜しんだのでしょう。

 後に、ローマ教皇クレメンス4世となったこの人の後ろ盾の元に、ベーコンは3作の著作を書きました。そして、クレメンス4世にあてて手紙を送り、ユリウス暦改正の必要性について熱心に訴えます。1268年のことでした。

 ところが、このクレメンス4世が同じ年に急逝してしまいます。後ろ盾を失ったベーコンも投獄されてしまいました。残念なことに、次の教皇は「変化は異端」という考えの持ち主だったこともあって、ベーコンが指摘したユリウス暦改正すべし、という考えは人々の記憶から忘れ去られてしまいます。
 それから、長いときが流れ…300年が経過しました。

 1579年、この年にローマ教皇だったグレゴリウス13世は「改暦委員会」を設置し、ユリウス暦導入から1627年もたって、積もり積もった誤差修正をどうするか検討させることを決定しました。彼はヴァチカンに残されていた、ロジャー・ベーコンの論文を見て、改暦の必要性に気がついたといわれています。

幸運だったことに、この時代になりますと、光学機器の発達やニコラウス・コペルニクス、クリストファー・クラヴィウスに代表されるような優秀な天文学者が揃っていたことなども、この改暦作業に拍車がついた理由の一つでした。

 1582年2月24日、ローマ教皇からヨーロッパ全土に1通の命令が出されました。
「この年の10月4日(木曜)の翌日を、10月15日(金曜)とする」
 この日、12時に教会の鐘が鳴らされ、ヨーロッパは10日間を失うことになったのです。
 もし、ベーコンが指摘していた300年前に、改暦していたらどうなったのでしょう。300年早く改暦していたら、削られる日は8日ですむ計算になります。あら、もったいない。

 カトリック教国では、この改暦はスムーズに行われました。また、最初は渋っていたプロテスタント側でも、「こっちの方が便利だね」ということで移行していくことになります。

 ところが、それから170年間も、かたくなに改暦に応じない国がありました。さて、その国とはいったいどこだったのでしょうか?
答えは明後日だ!w

(続く…明日は、おまけコラムの予定です。)
Scrivano;
Lucrezia Rosso
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