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ビザンティン帝国の栄光の日々(10)

 昨日は北海で海事修行…ペチペチペチペチ飽きてきたよ。

 ということで、こっちも飽きた?
そんな感じのビザンティン帝国シリーズですw
東ローマで、皇帝になった人の数 88人

そのうち…
政争に敗れて修道院に入った人 13人
惨殺された人 30人
(餓死,毒殺,失明,撲殺,絞殺,刺殺,四肢切断,斬首などなど)
 ビザンチン皇室の裏側では、多くの陰謀や暗殺事件が企てられました。その多くは皇族間の、また宮廷の女官や宦官、また僧侶たちの権力争いでもあったのです。毒殺や陰謀、謀反や兄弟殺しが、西側の国々がビザンチン帝国に対して抱いていたイメージでした。
 母親が権力を握るために、息子を追い落とすということもありました。
 エイレーネー(Ειρήνη【ギ】: 752年-803年8月9日)という女性は、東ローマ帝国・イサウリア王朝の第3代皇帝 レオーン4世の后でした。夫であった皇帝がわずか30歳でなくなってしまったために、息子のコンスタンティノス6世が、11歳の若さで即位します。母親のエイレーネーは、摂政として実権を握ることになりました。

 さて、当時の宗教界では、イコン(聖画)を認めるかという宗教論争が起きていたのです。で、母親のエイレーネーはイコン容認派、というか聖像や聖画崇拝を復活させます。
イコン

 それで、面白くないのはいままで多数派を占めていた聖像崇拝禁止派(イコノクラスム)でした。彼らは、息子のコンスタンティノス6世に近づきます。息子の方も、皇帝に即位したのに母親が実権を握っているものだから面白くない。こうして両者の思惑が一致したわけですな。
もちろん、これにより母親との仲は決定的に悪くなった。

 しかし、このコンスタンティノス6世。苦労知らずの坊ちゃん育ちのせいなのか、聖像崇拝禁止派の人たちとも仲違いしてしまいます。で、「このままではやばいかも…」と気がついた皇帝、何をトチ狂ったのか今度は「ブルガリア帝国に親征する!」とか言い出しちゃいました。
今も昔も、国内の不満をそらすために、戦争仕掛けるというのは常套手段ですけどもね。
ところが、この起死回生の策も大失敗。なにしろ、戦闘の間際に恐くなった皇帝陛下が逃走してしまった、というオマケまで付けて。これで、軍隊も皇帝を見放すことになってしまったのです。

 これを好機と見た、エイレーネーはすぐさま行動をとります。
軍隊と渡りをつけた彼女は、クーデターを起こして息子を逮捕。皇帝の地位を剥奪します。
しかし、このままにしておいたのでは、あとあと息子を担いで、自分を倒そうとする勢力が出てくるかもしれない…。そう考えた彼女は、自分の息子の目をくり抜いて追放します。当時は「皇帝は五体満足であること」が、不文律だったためにこうした処置をとったそうな。

 ここに、ローマ帝国で史上初の女帝が誕生したのでした。

(続く)
Scrivano;
Lucrezia Rosso
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