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アルバがあるばあい

 さて、私が冒険者の時に愛用している衣装はというと。
ジュストコール

 ジュストコール(justaucorps)の特徴は、なんといっても体にフィットしていること。
そして、襟元を飾るはクラヴァット(ネクタイみたいな奴っていうか、元になったものね)ですね。
この、襟無しの上着は、17世紀の中頃に乗馬服として登場しました。元が乗馬服なので、ベンツが深く、胴の辺りでキュッと絞られたデザインになっています。これ、結構好きな服♪

 さて、もう一つのお気に入りはと言いますと…
アルバ

 何度もこの姿で登場していますから、ご存じと思いますが「アルバ」です。
 今日は、「アルバってなにさ」ってお話をオペル先生にお願いしましょう♪
え?アルバの意味? そんなの、アイテム解説見れば分かるじゃない!
ほら、これよ!コレ!!
アルバとはなんぞや

 あら? これ『アルバ』じゃないわ…(でーん!)

 もう、しょうがないわねぇ。
じゃ、手短にローマ・カトリック教会における『祭服』って奴について説明するから、良く聞いておくのよ!
うちも、ダンナが帰ってくるから、夕飯の準備で忙しいんだから!!

『祭服』とは?

 まず、『祭服』とは何かという話なんだけども。
辞書を引くと、「教会の司祭または牧師が祭儀(ミサまたは礼拝)のときに着用する衣装のこと」と定義されているわ。簡単に言うと、ミサや礼拝といった公の職務を遂行するときに着る衣装の事ね。

この「祭儀」という言葉なんだけども、言い方を変えると「典礼」となります。ギリシャ語のリトルギア(λειτουργια)が語源なんだけども、このことから『祭服』は『典礼服』とも言われるわ。
この、『典礼』という言葉は、後でも出てくるから覚えておいてね。

 プロテスタント教会だと、『ガウン』をまとっておしまいと言うことになるんだけども、そうはいかないのがローマ・カトリック教会。
 ローマ・カトリック教会の祭服には、『アルバ』、『カズラ(プラネタ)』、『ストラ』、『ミトラ』、『バクルス』などが含まれています。
「あらゆる段階の、すべての奉仕者に共通の祭服はアルバである」(第298項)
「助祭以下の奉仕者は、アルバ、またはそれぞれの地域で正式に認められている祭服を着用することができる」(第301項)
「ローマ・カトリック教会 総則」より



『祭服』あれこれ

 ハイ、ちゃっちゃと行くわよ。なにしろ、終わり寸前で消しちゃったんだから…

 さて、先ほどから出てくる『アルバ』。コレが何かと言いますと…
そのヒントは、ローマ・カトリック教会の名前にあります。カトリックは、その名の通り「ローマ帝国の流れを汲んでいる」のです。つまり、『アルバ』をローマ時代になんと呼んでいたか分かれば、その正体も分かるんじゃないかしら。

 『アルバ』は、ローマ時代には「チュニック(長白衣)」と呼ばれていました。
日本語にすると「内衣」かしらね。当時、子供や奴隷はチュニックだけを着ていたけれど、殿方はこの上に「トーガ」と呼ばれる長衣を羽織っていたの。

 ちなみに、このゲームで『アルバ』と呼ばれているのは『カズラ』ね。この『カズラ(プラネタ)』というのは、ローマ時代の後期に、トーガの代わりに主流となった「パエヌラ」という衣装が元になっています。

 まず、『アルバ(長白衣)』をまとい、腰に『チングルム』と呼ばれる紐帯を締めます。そして、肩から『ストラ(襟垂帯)』を垂らせば、たいていの場合は事足ります。さらに、かしこまった席には、その上に『カズラ』を纏えば、立派な正装のできあがり♪

 なお、この『アルバ』を纏う姿は、ユダヤ教の初代大祭司アロン(モーゼの兄)の職服に倣ったものだそうな。
紅海を「はぁ!!」ってまっぷたつにしちゃった人


 あと、『ミトラ』というのはこんな帽子の事ね。
これがミトラ!!



 『バクルス』というのは、「杖(スタッフ)」の事で、これは「キリストの追随者として、群れ(教区民)を牧するための権威と責務」を表しています。
中古でも30万くらいするわよ!


『典礼色』とは?

 では、何色を着ても良いのかというと、そうではなく。
それぞれの色には、きちんと意味があるのです。これを『典礼色』と言うのね。
典礼色-赤-
 基本四色のうちの一つ「赤」、意味は『殉教』
 主イエスの受難日(聖金曜日)や、神に捧げられた尊い聖人(殉教者)のための祝日に着用します。

典礼色-白-
 二番目の色は「白」、意味は『純真』
 主イエスが降誕したとされる「クリスマス」、主イエスが復活したとされる「復活祭」に着用されます。場合によっては、葬儀に着用されることもあり。

典礼色-緑-
 お次は「緑」、コレは特に意味がないんで、普段使いに(特に聖日になってない日も)どうぞ♪

典礼色-紫-
 最後の一色は「紫」、意味は『改悛、後悔』。(紫がなかったので、代用したけど気にしちゃダメ!)
 この色は、アドヴェント(待降節)や、四旬節に着用されます。また、葬儀にも使用されることがある…って、なんでもいいんじゃん。

典礼色-黒-
 基本四色じゃないんだけど、「黒」は11月2日に限ってのみ、着用が許可される色です。意味は『悲しみ』
 また、東方教会においては、葬儀の際に使用されるそうです。


 じゃ、最後に「なんで、こんなに豪華な衣装を、着なきゃならないんだ?」と言うとね。

 まぁ、理由つけると、いろいろな理由をあげることは出来るのよ…例えば、「地上に神の王国を再現している」とか「精神のよりどころとなるのだ」とかね。
でも、ぶっちゃけた話さ、どこの世界でも「宗教が儲かる」というのは、事実なのね。そりゃぁ、「(公には)女を抱けない」「(公には)子孫を残せない」「(公には)酒も飲めない」となれば、蓄財に走るくらいしかないわね。ここら辺は中国の宦官と一緒かしら。

 特に、中世の教会勢力が強かった時代はひどかったの…。「一族から一人、高位聖職者を出せば食べていける」ってくらいね。そういった中で、豪華な衣装、派手な典礼、豪奢な大聖堂といったものが形作られていったのも事実なのね。こういったことが、ルターがぶち切れた理由の一つになるんだけど、それは別の話。

 あらやだ!! もうこんな時間じゃない!じゃ、また明日ねー


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